今日は朝からまた練習試合がありました!!

会場は緑が丘スポーツ公園グランドで、相手は志染さんと三木東中さん、星陽中さんでした。この3チームは1年生大会を合同チームで参加をされるという事もあってそのトレーニングをする事も兼ねての練習試合でした。今日は今中代表は休みだったのですが、堀金コーチに帯同してもらえたので一緒にがんばってもらうようにしました!

良い天気に恵まれて寒さも感じない中での練習試合。自分達のがんばりを発揮するには申し分のない環境ではありました。

昨日の練習試合でも個々の成果、チームの成果に変化は出てきているし、これを今日はまたどのように獲得していけるか?という事をテーマにしながら2日間続いて試合をする時は大抵うまくいかない事が多くなります。それはもちろん子供の疲労もあるからです。それも考慮には入れながらやるべき事をしっかりとやってほしいと思いました!

強烈な日差しを受けながら今日は20分を9本という日程で行いました!!

当日の開始5分前になって日程が2年生と1年生が変更になるというハプニングもありましたが、こちらの子供達はしっかりと準備をしてくれていたので変更にも対応出来ました。最初は全体の太ももリフティングの測定を今日も行いました。それをクリアしなければ練習も、試合も今は参加が出来ないようになっていてそれを自分達で決めているから責任を持ってやるという事の自覚が芽生えてきています。今日も25人中23名がクリアをしてチームとしての基準はクリアしました!!ですが、3回連続という条件を持ってやっているのでこれが続く事が大事です!いつ?誰が?調子が良い、悪いもあるし、それを含めて成功し、みんなで成長していこうと思っています!

試合は2年生からになりました。最初は志染さんと次は三木東中さんとで変則に20分で相手が代わる流れでした。

今は、一人一人攻撃の意思を持とうとしている中で、守備に関しての意識が甘く最初のゲームは軽い守備が目立ちました。がんばっていないと言ってるのではなく、どういう状況であっても『万全の準備』というものを守備は出来るだけしなければなりません。サッカーというスポーツはミスがつきもので、だからこそ何が起きても良い準備をしなければいけないのです。それなのに、その意識が薄く、対応が遅れ、後手になっていくから攻撃に行く機会も減り、流れは良くなかったという事を理解してほしい。攻撃と守備は表裏一体で守備をがんばるチームが攻撃がうまいのです。だから『攻撃だけ』『守備だけ』ってないし、もっと言うと『しっかりと守っている』というのも『ズルズル引いているだけ』であって守備がうまいと言えるものではありません。

あまり良い形が出ないままに1本目は終わり、2本目は相手が10人という事もあって攻撃は色々やれていました。ただ、色々やれるから単調になってしまう部分もどうしても出てきてしまい、そこは自分達のテーマとしてもっと色々な関わりをやろうという声や考え方が出てくれば・・・と思っていたら子供達からそういう声も出ていたのは良かったと思う。

うまくいったか?どうか?だけではないのです!

育成年代ですから失敗をたくさんしながら学べば良いのです。ただし、結果は出てくるもので出た結果は現実として受け止める必要はあります。その中で何が足りないのか?どうしたら良いか?は常に考えるべきです。今日だってみんながんばっている中で何かの成果は得ているものの、チームとして『今、一つ一つの攻撃、得点にこだわろう!』と言ってるにも関わらず、まだまだ『こんなもんでいいや・・・』って甘さを持っている。

こだわりがない

という言い方が一番当てはまると思うのです。考えていない訳ではないけど、うまくいく為にちょっとした動き、強弱、角度、などに対しての考え方が非常に甘い。つまりほとんどのプレーが『大体』なのです。それでは意図的な崩しとは言えないし、どんな相手にでも通用するものではない。1年生の中でも前向きにやろうとしている子にはそれだけの成果が出てきているし、動きも変化してきている。しぶとく、しつこくなってきたし粘りが出てきた。

うちの中であってもコツコツ成果は残しながらやっていきたいと思う。みんなはサッカーという『手法』を通して人間力をつけるという『目的』を果たそうとしているのですから!

この年代に必要な事は社会に出ても絶対的に必要な事を教える事でもある。卑怯な事をしてはいけない。ルールは守る。チームでやる。仲間の為に。相手をリスペクトする。自分の壁を越える。

そういう機会をたくさん与えてもらった。良い形ではなく。自分の捉え方で物事は変わると思っているし、今日のような仕打ちもあるという事は覚悟しなければいけない。ただ、子供は常にがんばっているという事を前提で大人がもっと考える事だと思う。大人が真剣に育成という事について頭と心と体を動かすべきだと思う。自分が完璧に出来ているなんて全く思っていない。でも、『非常識』である事ぐらいは分かる。子供が育つ環境を大人が考えるのは当然の事。子供に偉そうに言うのであれば大人が大人としてやるべき事をやらないでどうするの?って事。

子供は精一杯今日もよくがんばってくれたと思う!気遣い、行動、昨日に続いてよくやれていた!こちらから言えるのは『自分の足りない部分は自覚して変えていくしかない』という事だけ!しっかりと前に進んでいる。がんばれていると言える!!

ただ、今日という場の設定。。。。
長い目で見ればきっと良かったと言える一日。今日だけで見れば不快な一日。
考え方。捉え方。未熟な自分が未熟で終わらない為に、長い目で見なければ・・・。