今日はナイター練習がありました!

夜になると気温は一気に下がってくるし、寒さ対策の難しい時です。自分も一緒に動く訳ではないので、ゆっくり走ってみたり筋トレをしてみたりしながら体は動かさないと止まっていると本当に肩こりになったりするので、この冬という季節はなかなか好きにはなれません・・・。とは言っても暑い夏も好きではありません(笑) 過ごしやすい気候が好き!なんて言ってしまうとまた自分都合になるので、そうならないように好きな所を見つけて好きになっていこうと思います!

今日も元気に一回一回の練習を大事にしていこう!という事でトレーニングを開始しました!日曜日のゲームの時に23名のクリアがあった太ももリフティングからでしたが、今日は残念ながら22名と到達出来ずにまた0回からのスタートとなります(3回連続クリアしたら終わりです)。出来なかった3名に理由を聞くと『油断した』なんて言葉が返ってきました・・・。このチームにはまだ謙虚さも一生懸命さも足りないな〜って実感しながらのスタートとなりました。

リフティングの次は崩しからのシュートに入っていきました!

試合を経験した週末の事もあって、イメージは広がりつつあります。ですがイメージは広がっても『緊張感』がありません。要するに『相手がいるイメージ』はありません。その事もあってプレーの選択肢や判断が遅い事、動き自体が遅い事を今は改善していこうと思っています。力を抜けるような状況はうまくいっていないと思う価値観が必要です。ゆっくりのスピードで成功してうまくいったような気になっている子はまだ多くいます。もちろん最初はそれで良いのです。でも、基準というものは常に高めていくのが今の2年生の目標でもあるし、『これで良い』なんて思わないでもらいたい。実際に、どことやってもうまくいく、通用するようなレベルにある訳でもない。もっともっと謙虚な姿勢を持ってやり通す『気持ちの強さ』がほしいですね。

シュート練習の合間には先にキーパーの二人に話をしました!

キーパーも絶えずうまくいっている時間はありません。ですが、それは成長しようとしていれば常にある事です。だからうまくいってなくても良いのです。ただ、何を目指して、何を残そうとしているのか?というものがないといけない。失敗したり、うまくいったりって『外から見た感じ』ではあるけど、一番大事なのは自分自身がそれを判断する事です。何かを目指している中でのうまくいったプレーや失敗したプレーでないとダメなのです。周りから見てうまいとか下手とか、そういう他人の価値観に振り回されないようにまずは自分自身がやりたい事、なりたい自分を確立させる事が大事だと思います。

そういう事でキーパーには少し内面的な部分の話をしました。そこからの変化は他のメンバーにも明らかに伝わりました。そこから今度はキーパー以外のメンバーの甘さが出てきて、そちらも自分達で話し合ってもらったものの改善は見られなかったので、少し指摘をさせてもらいました。その上で、フィールドも、キーパーも両方が切磋琢磨出来る時間にしたいね、という事でがんばってもらいました!

全体が少し気が張り詰めてきました!!

良い緊張感みたいなものが少し生まれてきました。そしてその事によって次のステップとも言える課題が出てきました。

2対2での競争意識の低さからメンバーを分けた5対5のゲームでは個々がバラバラ。お互いの主張だけで全く合わせる様子もなく、雰囲気は乱れ、空気は重く、最悪の状態でした・・・。が、そこをどのように向き合っていくかな〜?と自分は観察。全部見えている事でしたが、選手自身が色々気付いて変えようとがんばってくれている今を少し信じて任せてみようと思って見ていました。

終わってから主将と副主将に話をしましたが、『気付いていました』という事実。一歩成長!!良くないと分かり、しかも雰囲気を悪くしていた要因の一部に自分が関わっている事も理解していました!これも一歩成長!!

コーチも日曜日の試合会場では理不尽な出来事に色々思う事があったけど、長い目で見ればこれが何かを気付かせてくれるきっかけだと受け止めたい。

それと同様に、今起こる全ての事はこのチームの現状であり特別な事ではないという事実。その上で、どう対処していくのか?を考えなければならない。それが主将や副主将の役目である事を再確認させました。このチームはコーチではなく、選手が自分達で作り上げていくチームを目指しています!その為の材料はコーチとしてやるべき事があるけれど、作り上げる作業は選手がやるのです。だからこそうまくいった時だけ『俺達の力』と浮かれている場合ではなく、うまくいかない時こそが『これが俺達の力』と受け止めた上で向き合ってほしい。今日は『気付く』だけに終わり向き合う事はしなかった事は課題。だから何も変わらなかったまま。

これを今後は向き合う事により、何かが動き、何かが変わるという事を経験してほしい。今はうまくいかない事を多く経験してほしい。何かを5つ起こせば4つが失敗ぐらいの経験をしてほしい。でも1つは成功も経験してほしいし、させてあげたい。その為のアプローチは非常に繊細で大事になってくる。そこを子供の、選手の器量にも合わせてやっていけるか?が自分の課題。まだまだ自分の指導者としての挑戦は続くし、これからもがんばろうと思います!!