今日は朝からリーガ北播磨があったので今中代表と二人で帯同して自由が丘中学校さんへ行きました。
予報は雨だったのですが、リーグ戦の間は何とか降らなかったし、途中には晴れ間も出るぐらいでした。ただ、最終戦のB戦の際にはしっかりとした雨が降ってしまったのでその試合に出た選手は特に体調管理をしっかりとしてほしいと思います。
今は毎日という事にどれだけの力を注いだり、『今日しか出来ない事』をやってほしいと思っています。そして、その日に何かを残すという日々を出来るだけ多く増やすのがみんなにとって大事な事です。エリート集団でもない我々ですが、それぞれの未来は今の努力によってつくられると思っています。嫌な事、苦しい事・・・それでもそれを乗り越えた楽しい事はサッカーというスポーツだからこそ味わえる事が多々あります。そんなスポーツを通して『鍛える』のではなく『学ぶ』ようにしてほしいと思います。
今日は自由が丘中さんと八千代中さんとのリーグ戦となりました！
試合が出来るというのはやっぱりありがたい事です。相手がいるからこそ色々な事に気付く・・・。それは『いつもと違う状況が起きるから』です。今のみんなはそういういつもと違う状況が起きると滅法弱く対処する力が弱いのです。だからこそ、こうした相手がいる状況でしか気付けない事だってたくさんあるから大事にしてほしいと思います。
言葉だけではなかなか伝わりません。当然ですが、人は自身で経験をしてこそ本当に気付くし、感動するし、納得をする。人から聞いたり、人から与えられたものではそれは得られないからこそ、今のこの年代にそれをたくさん経験してほしいのです。うまく出来た事、出来なかった事、どうして出来たのか？どうして出来なかったのか？それを自分で問い続けて模索していけばきっと良くなるはずです。自分の人生、自分で作り上げてほしいと思います！
試合の中のみんなの様子が確実な部分で変化する事が大事です。
相手によって何かが変わるとかではなく、自分達の中での何かが確実に変化する事が大事なのです。先週のリーグ戦の後のサッカーノートではみんなが『うまくいかなくなるとすぐにマイナスの言葉が出る』という事を反省していたように、そこは各自の課題であり、チームの課題でもあるのです。ただ、課題というのは『良くなる為の要素』でもありますから前向きに考えれば『そこを修正すれば楽しくなる』という考え方で取り組んでほしいと思います。
だから今日もたくさん出てきた『うまくいかない時への向き合い方』は大きなテーマとして見ていました。全体を見て、失敗をした後やうまく出来なかった後、そういう空気感の中での表情などを細かく注意して観ていきました。この１週間の中でも火曜日にあまりに何も考えずに練習だけをこなそうとする２年生には厳しく注意しました。経験をする前に伝えられなくても、経験をすれば伝わります。その経験をした上で変化をしない、させようとしない事は非常に問題でした。その事への話し合いは長くしたけど、それからのみんなのプレーや考え方はやっぱり前向きにがんばろうとしていました。
今日の試合でも、うまくいかなかったり、その空気を跳ね返したり、でもまたやられたり。。という事を繰り返しました。
『まだまだだよ』
と言わんばかりにがんばろうとするみんなに次々と試練は訪れます。それをどう受け止めるか？なんです。うまくいかない＝ダメではなく、『まだまだ努力が足りていない』と思えるかどうか？そこの覚悟なんだと思います。今日は自由が丘の先生ともそんな育成についての話が出来たし、自由が丘中の選手とも色々な話をしたり、聞かせてもらう中で、やっぱり大事な事は一つしかないと感じた。
自分だけの人生を自分の力で良いものにしていく努力
ですね。周りは『自分の基準』で見た感想で好き勝手に評価してきます。でも、それに振り回されるようでは自分というものを見失います。
自分という人間をどういう人間にしたいのか？どうなりたいのか？
その事にもっと時間を使えば良いのです！
がんばる大人になりたいから努力をする。
言われたから努力をする。
えらい違いですよね？自分の為になる考え方を出来るかどうか？です。
まだまだ結果を残せるようなチームにはなりきれていませんが、サッカーを楽しめる、仲間と協力出来る、自分の武器を出せる、チャレンジが出来る、問題点を考えられる、そういう力はしっかりと出来上がってきています。数字などで見えるものではないですが、物事の価値ってそんなもんだと思います。
現状を高めていく事！みんなが出来るのはその為の努力。ゆっくりでも確実に！目先に一喜一憂しない事！仲間を信じ、仲間の為にプレー出来る事！６０分間のゲームの中で２０分程度は出来るようになってきた事を終始やり続けられるチームを目指していきましょう！！
