自分の弱い部分!ベゼルさん指導練習会♪

今日はナイター練習の日でしたが、月に一回のベゼルさんのトレーニングをしていただく日でした。

夜の寒さがかなり厳しくなってきたので室内で行うようにしました。今日はちょっと遅れて来られるという事で、それまでの時間はリフティングやストレッチをして個人で体を温めて待つようにしました。堀金コーチも参加してくれて一緒にやるようにしていきました。

今日は末永トレーナーが来てくださってトレーニングをしてくださいました。股関節と腹筋の使い方という事で色々やってくださいました。毎回この時間は『うまくやる』のが目的ではなく、『自分が痛い(弱い)部分と向き合う』為の時間です。だからうまく出来なくて当然だし、だからこそトレーニングをしてもらえている事をまず大前提でやってほしい。つまり、チャレンジをして前向きにやっていくしかない状況なのだから、もっと恥ずかしがったりせずに積極的に質問などをするべきだと思う。体の仕組みについてはどんな質問でも答えてくださるのに逆にしないほうが失礼だと自分は思うので、もっともっと自分を良くする為にも各自が聞くほうが良いですね!

自分は股関節が固く、足の裏をうまく使えていない事を毎回指摘されます。

改善をしようと日々のトレーニングをする際には意識をしているのですが、やっぱりこの年齢になってくると意識をしても体が反応しなかったりして思うような改善は難しくなってきます・・・。だからこそ改善がすぐに出来るみんなの年代は出来ない自分をしっかりと出して改善していくのが一番良いのです。変に『出来るように見せかける』のではなく『ありのままの状態からの改善』をしていくのが大事。もっと素直に、正直に、自分の体と向き合ってほしいと思う。

そういう意味では2年生がやっぱり良くなっているな〜って感じる。自分が出来ない部分をさらけ出しながら改善しようとがんばっているのが分かる。もちろん1年生も数名はそういった意識が見られる。1年生の場合は質問をする以前に、『言われた課題にもっとしつこくやろうとする姿勢』のほうが大事だと思う。客観的に見ていても『しんどい・出来ない』事があるとすぐに辞めるのは1年生。『これは無理』とか自分で決めてしまって辞めてしまう・・・。そういう状況なのに『どうしたら良いですか?』と質問するよりも、まずはもっとがんばれ!って所ではないだろうか?と思う。

これだけ自分達の為だけに時間を割いてくださる人がいる事に本当に感謝をしているならば、もっと一生懸命な姿勢で取り組む事で伝わると思う。

良くなる形を聞くよりも、『良くなろうとする気持ち』のほうを先にきちんと育ててください。これは普段の練習を見ていても同じ事が言える。まずは自分が今よりももっと良くなりたいと思う事から始まるし、それがないのにあれこれ小手先の事をしても本質は良くならない。人間が良くなるって事はそんなに簡単ではない。本質を変えるというのは自分の心を動かさないと変えられない。ちょっと思うだけ、とか気が向いた時だけ、なんて事ではなく『何があっても貫ける覚悟』を持たないと自分の本質は変化しない。

これだけ苦しい状況を作ってもらえるのはベゼルさんしかない訳で、それを本当にプラスに捉えているか?です。途中に、コーチだって何度もみんなに前向きになるような声掛けをしたし、みんなの中からもちょっとずつ出てきている。でも、誰かが出すのではなく、全員が、各自でそう思えるようにならないと強くはならない。

全てサッカーに必要な、動きに必要な事をやってくださっている。

これをこの時だけではなく毎日自分の中に取り入れていくのが最善の形。一発の練習で変わる事はありえない。続ける事で少しずつ変わっていくものこそが本物。それを作り上げていくのが今のチームが目指す『当たり前の基準を高める』事なのです。

目標を決める際にはここまで考えて決めていないだろうけど、こういう事だと分かってほしい。簡単にやれる話ではない。だからこそやる事の意味もある。自分の出来ない、苦手な事をどんどんと洗い出してそれを改善、強化していく努力をする。ベゼルさんに指導を入ってもらう利点を自分達は自分の体の変化で感謝の気持ちを表現していくしかない。

こんなに出来るようになりました!という事で恩返しするしかないのです。

強く、良くなる為に時間を割いて、情熱を注いでくださる人なんてそんなにたくさんいるものではありません。

だからこそ、みんなはもっと必死にやるべきです!楽しむとか、そういう軽い事を言ってる場合ではなく真剣に、本気で、必死になってやるべきなのです。そう考えればまだまだ甘いし、自分の中ですぐに限界をつくる。限界のフリをして逃げる。

だから本質が変わらない。越えるべき時、越えるべき壁を避けるから変わらない。しんどい事をしんどくないようにごまかすとか、そういう発想は『プラスではない』のです。良くなる為にはこのしんどい事だって必要なんだと考えるのがプラスの発想なのです。ここを勘違いしないように、楽して強くなるなんて考えはまず捨てる事。かと言って闇雲にしんどい事をやるだけで強くなるのではありません。物事の目的を見つけ、成り立ちを考え、理解をして動く。その中にしんどい事があろうが越えていくというやり方が必要。

しっかりと今日も弱い部分は分かったと思うので、明日からはその部分を強化していくように自分の時間に取り入れるようにしていきましょう!!

ベゼルさん、今日も一日ありがとうございました!!!