今日はナイター練習がありました!!

ようやく今日から全員が揃う・・・・予定でした(笑) インフルエンザが月末あたりから多可でも流行ってきたようで、テスト期間が伸びた学校もあったりしました。それによって今日から揃う予定だったのですが、インフルエンザにかかってしまった子が多くなりまだしばらく全員が揃う事はなさそうです・・・。これだけ流行ってくると自分も本当に他人事とは思えないので、気をつけないといけないですね!指導者も人間ですから風邪だってひくだろうけど、それを出来るだけなくさないと子供に説得力もなくなってしまうのでがんばりたいと思います!

とは言え、今日から復帰した久しぶりのメンバーも多かったので体力も戻していかないといけないし、サッカーはもちろん向上させていかないといけないという事もあり、しっかりと基本的な考え方の部分からやり直すようにしています。

目的は子供達が日々の練習で何かを持ち帰る事です!!

言葉ではすごく簡単で、与えた事によって『持ち帰らせた』ような事は出来るかも知れないけど、大事なのは子供自身が獲得をする事。大人の自己満足ではなく、子供の達成感が残るようにしたいという事です。これはとても難しいけど、そこへの挑戦が指導者にとっては大事になってくると思います。指導者は子供がいてこそ出来る事だし、子供への敬意を持ちながら『来ている子供は自分がやるべき責任を果たす』事も大事で、その双方の考え方が一致する事でトレーニングの質や価値が上がっていくんだと思います。

場を整える事がいかに大切か???

まともに授業を聞く態度になっていないのに、知識だけ進めても何も残らないのと同じ。子供達に教えるには子供達も教わる意味や態度を整えないといけないって事。これはいつも感じる事です。このファルコは選抜された選手が集まってくる訳ではありません。この場で本格的にサッカーを始める子だっている中で、『これぐらい出来るだろう・・・』って基準は通用しません。そんなものは必要もないし。

ただ、サッカーというものを学びに来たならば、サッカーを理解しようと努力はしなければなりません。うまいとか下手ではなく、サッカーを理解しようとする事。それは誰もがしなければならないのです。それが学校で言うと『授業を受ける意味』です。そこが分からない子供(選手)にいくら何かを強く伝えても入っていかないので、ここを理解させるのにどうしても時間が掛かるけど、『掛けないといけない』事を最優先にしたいと思います。

自分は魔法使いではありません。

来ればうまくなる、なんて事は絶対に起きません。ですが、『うまくなろうとしているならば』うまくなります。塾も同じですが、教えようとする講師と教わろうとする生徒の思いが重なってこそ効果が生まれます。親の期待だけで預けてどうにかなるものではありません。ここをまずは全ての大人が理解するべき部分。

そこが整えば『もっと良くしていくには?』という話もしていける。土台となる種まきをしていれば、そこから咲かす芽や花は自分色に染めていけるのです。だから大切なのは、花や芽にいきなり目を向けるのではなく『種がないと育つはずがない』という考え方。その種というのが『自分の目的』です。

どんな選手になりたい?
どんな三年間を送りたい?
どんな人間に、大人になりたい?
どんな仲間とサッカーをしたい?

その目的がある事で育っていくのです。つまりそれがない『ただがんばる』子が一番何も得られない事を理解しなければなりません。良くならないと思う人がいるとすれば、良くなった状態をイメージ出来ていないからだと思います。目的がないからだと思います。

毎回の練習で何かを残していく。。。。

その為に!

仲間の為、周りの為に何が出来るか?何をしてあげられたか?です。100%ここで決まります。個人の達成感も周りからの感謝の言葉で得られるものです。自分が仲間た周りの為に何かを出来たと胸を張って言えればきっとそれだけの達成感と充実感が残るのです。振り返れば今日一日何も周りの為にしていない・・・・そういう人間は何も残らない一日となって終わるのです。

そういう日々の積み重ねが将来の自分をつくるのですから、今、この時に、何をしてやれたか?どれだけしてやれたか?によって未来は変わるし、決まる。

今日誰かの役に立ちましたか???毎日感謝の言葉がもらえるような人間になりましょう!それが嫌とか気持ちの悪い人間は一人もいません。そこを目指してサッカーもやれれば、きっとボールも繋がるし、得点もチャンスも増えるでしょうね!

明日はどんな達成感を残せるでしょうか???自分との勝負です!!