今日は夜に西脇スクールがありました!!

小学校の体育館が使用出来ないので、グランドをお借りして活動をする事が出来ました。外で西脇スクールを行うのは初めてなのでみんなも楽しそうな感じがしました。室内とはまた違った事が起きるだけに、それをどのように感じながら克服していくか?などを楽しみにしていました。夜になると寒さが増してくる時期なのですが動くにはちょうど良いかも知れません。最初に来たメンバー達とゲームを始めながら楽しんでいるとどんどんと増えてきたので、そのタイミングを見計らって自分が抜けて子供達のゲームの時間にしていきました。外から全体を見守る事と同時に、このメンバーに何を教えていくのか?をいつも考えます。年間を通して伝えたい事などはあるけど、個々によって気付くタイミングもバラバラです。

そんな個性と向き合いながらやってきた中で、本当に子供達から多くを学ばせてもらっています。色々な地域から集まってくれている事もあるし、みんながお互いをよく知らない中で少しずつ向き合っていく成長を感じる事が出来たのはとても良い時間だったと思います。

ステップとドリブルからやっていきました!!

三学期に入ってやる事を少しずつ変化させていきましたが、例年そうしています。一年の締めくくりとかではなく、『一年でどれぐらい出来るようになっているか?』を試すようなイメージです!年間を通して人が増えてくれた事もあって、本当に今年はみんな環境が恵まれたと思います。それはサッカーをやる以上に、新しい出会いが多くあった事です。人は一生の中で、どれだけ多くの人と出会えるか?がとても重要です。同じ場所、同じ地域に居着くと、どうしても見えなくなっていくものや、『これぐらいでいいや・・・』という妥協の心が生まれるものです。『安定』と言えば良い言い方なのですが、『成長する事を辞める』のはやっぱりもったいないですからね!誰にも分からない自分の可能性をどこまで引き出せるか?をこれからも挑戦してほしいと思います。

年度の変わり目というのは出会いと別れの季節です。自分の置かれている立場でそれぞれの悩みや考え方はあると思うし、自分の考えに合わせてもらわないといけないなんて事もありません。自分の環境は自分で作る!その事さえ分かれば、誰もが幸せになれると思っています。このスクールを通して出会った事に感謝を忘れないようにしたいです!

ステップ、ドリブルを終えるとレベル9キャッチをしました!!

どうすればうまく出来るのか?を各自で考えられるようになってきました!『早く答えを教えて!』という子供がとても多くなってる気がするこの環境の中で、自分から学ぶ、気付く達成感を味わってほしい自分の考え方。これはなかなか全ての人に受け入れられるものではありません。ですが、子供の事を考えればその子本人に出来る事、出来ない事を自分で気付かせるというのは本当に重要です。諦める事だって出てくると思うけど、それを人から決められるのと自分で決めるのとでは後悔の大きさは全く違うという事。

決める、与える大人側の自己満足にならないようにだけしたいし、やっぱり子供が自分で獲得した時の笑顔が一番の指導の喜びでもあるので、それを追い求めてこれからもやっていこうと思います!

今日は5年生の伸之助くんがレベル7クリアの21回と最高でした♪外で勝手が違うとうまく出来なかった子も多かったようですが、この中でどのように考えてやっていくか?を考え、また成功させる事を大事にしてほしいと思います!

そこからリフティングは全体でパス交換をしました!!

最初はワンバウンドで交換をしてもらったのですが、一人一人が遠くにいてなかなか交換が成立していなかったので、少し方法を変えました。手で交換〜手でもアクションを加えたりして、ちょっとずつお互いの名前を呼んだりする事を増やしてもらいました。そして、雰囲気が全体温まってきた所で再びやってもらいました!

最初に比べてやっぱり関わろうとする意識に変化が出たし、技術的に余裕がある子はそれだけ多く関わりに行こうとしてくれたりと変化はありました。子供達は環境の中から色々学ぶと思うし、その設定をどのように作り、何を引き出すか?を指導者側として常に考えながらやっていきたいと思う。引き出したい現象が起きなかったとすれば、やっぱり設定に問題があると思うし、その事を常に自分自身が第三者の目になって一つ遠くから全体を観れるようになりたいと思います!

最後はゲームをしました!!

ここではドリブルシュートもフェイントを加えて、パスをダイレクトで決める特別ルールを加えていたので、子供達は積極的にプレーをしようとしてくれました。どうすれば有効か?を考えられる力は大事です。各自が何を考えてどう動けば流れに関わり、効果的に仲間を助けられるか?というのを見つけるのが大事です。まだまだそういう力が薄いみんなです。もちろん個々が個人的にうまくなりたいという気持ちなのは分かりますが、みんなはサッカーをうまくなりたいと言うように、サッカーとは個人技ではありません。仲間がいてその中でどう活かせるか?を知ってる選手が良い選手です。また、仲間の為に自分を犠牲にしていけるだけの器量のある選手。そういう選手が増えないとサッカーというのはいくら勝ちたくても勝てないものです。

サッカーは人生そのものだと思えるのは、中学生、高校生、大人になっていくにつれてコートの大きさやボールの大きさ、時間が長くなっていくのです。そうやって変化がある中で、仲間と協力しないと個人ではごまかされないように必然的になっていきます。その時に、一番原点である時期に、関わる事や協力する事を知っていれば体力が劣っても、技術が劣ってもチームの勝利に十分に貢献出来るのです。でも、技術だけで関わりを知らなかったら通用しなくなっていくのです。先を見据えて今を指導する。本当に大事!

今日はダイレクトシュートが非常に多く、仲間を観る、感じる事が増えてきていると実感しています。そういった成果が常に残るようにこれからもがんばっていきたいと思います!