今日はナイター練習でした!!新年度に入って最初のナイター練習で、全体が一緒に行う初めての練習となりました。
これからこれが当たり前になっていくのですが、人数が増えただけでは意味がないので、この増えた人数の質をどのように高めていくか?が今後がんばっていくべき課題です。みんなが成長の為の時間に使えるかどうか?ミーティング用紙にも書いていますが、『未来の為の今』として使えるかどうか?です。『明日がんばろう』とか『明日は良くなっているだろう』みたいな『期待』ではなく、自分が本当にがんばれたと言える毎日にしてほしい。体調が悪い、体が重たい、などそれぞれ事情はあるにしてもこの時間にがんばるのは自分にしか出来ない事だから、それをチームの為にと思ってやれるようにしてほしいです。
今日は一人新3年生が体調不良で休みでしたが、練習後には新1年生にも言ったけど『着替える習慣』ぐらいは身につけてもらいたいです。汗はかくのにその汗を拭かなければ風邪をひくのは当然。ひかなかったから大丈夫、とか安易な考えではなく『雨が降りそうならカッパを持っていく』というような『良い準備』が出来る人間でないと良いプレーはありえないし、良い選手になる事もありえない。着替えも出来ない選手は間違いなく『自分勝手』になる。そこはスタートラインとしてよく覚えておいてください!
今日の練習は3学年をどんどん混ぜて行うようにしました。
これは今後もやっていきますが、うちみたいな小規模でAチームやBチームみたいに分けて活動はしたくないし、一緒にやる中でお互いが『気づき合い、学び合い』をしてほしいと思っています。上の学年って事だけであぐらをかいてしまうとあっという間に下の学年に抜かれます。どの学年であっても、常に成長していこうとする気持ちを持ち続けないといけないし、それを気付かせてくれるのがこうした新入生の加入なので、大事にしてほしいです。
一緒にやるからこそ分かる事ってたくさんあるだろうし、一緒に成長していけるようにしたいです。年上だから出来る事はもちろんあるだろうけど、それだけでは出来ない事もある。それはコーチも同じ。みんなに学ぶ事は絶対にあるし、そうでないといけない。コーチもコーチとしてあぐらをかく事なく、一緒に現場で成長していきたいと思います。そして、毎日勉強している事を現場で活かしていきながらよくなっていきたいと思います!
練習はドリブルの基本練習をしてから、パス交換をやりました!
個人の技術は絶対に大事だし、パス交換は『感じる』事を目的にしています。もちろん技術の要素は含まれていますが、もっと大事な事は『仲間とやっている』『仲間を感じる』事です。個人が個人を磨くだけではうまくいかないのがサッカー。サッカーの醍醐味は仲間と感じた思いが一つになって動きとボールが連動し、流れの中で考えが一緒になって相手を崩せる瞬間です。一人がドリブルで突っ込んで全部抜いてシュートをするのももちろん見ている人は爽快かも知れませんが、そういう芸当は全員が出来る事ではありません。そうではない選手が絶対にドリブルをしないといけないなんて事はありません。相手からボールを奪う強さや粘り強さ、何度も走れる強さに、ヘディングのうまさなど、特徴(個性)があれば十分にやっていけるのです。ただし、それらを活かすのも殺すのも『協力する力があるかどうか?』なのです。現在チームにいるメンバーもみんなそうです。
自分の特徴を試合で活かせる選手というのは協力する力があるという事です。技術を高める事にしかこだわりのない選手は結局サッカー自体もうまくはならないという事。仲間との関わりの中で活かす術を知っていく必要があります。
次はゲームを4種類やりました!!
全員がそこで何をすべきか?を考える要素を取り入れてやりました。中身はルールがそれぞれ違っていて、その時に応じた動き、考え方がどのように出せるか?をトレーニングしています。サッカーも、試合では相手の特徴やシステムなどが違うし、それによって対応する力というものが必要です。それも普段からこうして刺激を与えていく習慣を付けないといつまでも出来ないのでやっていきたいと思います。
今日見ている限りでは、その対応をうまくやりながら工夫したり、アクションしたりする子も見えました。少しでもそういう事に気付いたりやっていく事が試合の中でも流れの中で改善したり、工夫する力になってきます。対応力のない選手になってしまうと、相手次第でもう終わり、みたいな事になってしまいます。相手の特徴に応じてやり方を変えられるようなそんな『臨機応変に対応する力』を持つ事。それもこのファルコの3年間で取り組んでほしい課題です。
最後は走力をやりました!!
学年に応じて走る距離は変えていますが、各自が『しんどい時にがんばれるかどうか?』を試すには良い機会です。前にリーダーミーティングで話もしたように、これからもっとみんなががんばれるようにしていく為には、こういうメニューも必要だと新3年生は分かっています。本当にがんばった後の達成感や喜びも理解しているからこそがんばれる!今日でも本当に苦しくてもまだがんばれる選手と、もうやめてしまう選手との差はありました。良い、悪いではなく、チームを救う力があるかどうか?です。それも十分な『能力』です。自分には何もない・・・なんて思っていてもチームの為に本当にがんばれる選手はそれだけでも大きな価値があるのです。これからはどんどんやっていきますが、どれだけがんばれるか?という自分への挑戦を続けてください!!みんなでがんばりましょう!!
一人一人がチームの為に、と思う事でチームはどんどん大きくなっていくのです。その一人が自分だという自覚を持ってがんばっていきましょう!!