今日はナイターで西脇スクールを行ないました!!

外は生憎の天気でしたが、室内で行える利点で問題なく活動が出来る事にありがたく感じます。今日も宮崎コーチにサポートしてもらってスクールを元気にがんばりました!!スクール前の時間には『コーチ!試合しよ!』と誘ってもらっているので、6年生対それ以外で試合を行ない、そこから合流してきた子は自由にどちらに入っても良いという形でやりました。この時間のゲームは自由で、積極的で、前向きで、本当に良い雰囲気で出来るし、これをどうにかスクールの時間内に発揮出来るように、と毎回思っているものの、ここの理想にはなかなか到達しません。もちろん自分一人の力でどうこうなるものではないので、子供達の力も借りながら一緒に成長したいと思います。

スクールのほうは今日も最初は頭を使ってゲームをしていきました!!フープを使った3目並べをやりました。最初はゲームのコツや目的がよく分かっていない子もいましたが、少しずつ理解をしてくると良い方法を考えたりも出来るようになっていきました。最初からうまくやる必要はありませんが、『どうしていくのが良いのか?』という事への意識は切らさないようにはしたいと思います!

このスクールは独特が雰囲気があります。

他の地域から集まってくれている事もあるし、本当にこの日しか顔を合わさない繋がりでもあります。そういうメンバー達がお互いに『良い刺激』となってほしいのです。今日は途中に西脇の女の子3人には話をしたし、聞いている側には厳しい言葉に聞こえたかも知れません。ですが、みんながどうしてこの場にいるのか?という事の目的や責任を持たせる事が我々指導者の役割なのです。たまに勘違いされる親御さんもおられます。ストレスのかからないようにだけ、ただただ優しく関わってほしいだけの期待を持っておられる人もいますが、それは成長には繋がりません。かと言ってひたすら厳しく何かをやらせるのも違います。要は『しなければいけない事の線引き』です。

俗に言う『レベル』みたいな事は『やらなくてもいいけど、やれたらいい事』を積極的にやろうとするか?しなければいけない事だけをやるか?だと思うのです。そこの『最低限のライン』というものはどこにも存在するはずです。自分も何度もスクールでうまくいかないと思う経験をしたのはここのラインを引けていない時です。全員に、子供側に合わせようと振り回される事で自分がやるべき事を見失う時です。

それでは本末転倒ですから、そうではなくやるべき事への線引きはきちんとする。それが子供に対し、親御さんに対する『礼儀』だと思っています。指導者とは『子供に好かれる大人』ではありません。必要な事を教える大人です。だから嫌われるとかではなく、今必要な事を伝える大人でありたいと思います。

最近の子供達は本来の『自身の目的』を見失いがちです。

だからやらされるとか、誰かの期待に応えようというがんばりでしかがんばれない事が多いです。そうではなく、自分の内側から湧き出るエネルギーを大切にしてほしいし、それを引っ張り出せるようにがんばりたいと思います!

出来る事が増えているみんなだからこそ、次のステップがどんどん待ち構えているのです。成長するって事は壁にぶつかるって事です。うまくいっていない時が案外成長している瞬間だったりするんですよね!それを自分自身が感じながら現場をやれるようになっています。今日も途中、自分で一度壊した空気を最終的に修正出来たのも自分が成長してきた証だと思います!

さて、子供達は考える習慣をちょっとずつ持ちながら色々出来るようになっている中、今日のレベル6キャッチでは6年生の伸之助くんが3週連続の完全クリアをしてくれて、4年生の奨瑛くんも完全クリアしてくれました!二人の共通点は『リフティング検定も初級編をクリアした』事です。確かな技術が身についてきているので、この調子でがんばってほしいと思います!5年生の陽徠ちゃん、2年生の蒼依ちゃんもついにレベル3から4への9→10回の壁を越えました!!ここの一回はとても重要で大きいので、これが次回も出来る事を楽しみにしたいと思います!

次はリフティング検定とフリーの測定をしました!!

3回目になると自分の壁にぶつかってくるのですが、それをちょっとずつ越えようとがんばれています!やりながら『これ難しいわ〜〜』とボヤく子が多いのですが(笑)、『そうやって難しい課題に出会えたのが成長やん!!』と答えます。子供はうまくなるといい気になれると思っている子が多いのですが(笑)、本来はうまくなるという事は常に、前向きに悩んでいる状態なのかも知れません。もっと出来るんじゃないか?もっと良い方法があるんじゃないか?ってな具合いに。

そういう自分になれるといいですね!

フリーの測定もだいぶ『黙々と集中出来る空間』になってきました。ここがスタートだと思っています。ここから出てくる自分越えの経験を増やしていきましょう!!

今日は5年生の陽徠ちゃんが4回→5回に♪4年生の龍之介くんが41回→50回に♪同じく高橋くんが12回→18回に♪となりました!!

リフティングの後は二人でのパス交換をやりました!!

ここでみんなに質問したのは『パスって何???』です。『キックとパスの違いは?』という事を考えてもらった上でゲームをやるようにしました。みんなが出した答えは『パスとは、相手の事を考えて渡す事』という事です。正論ですね!

そしてその意識を継続してもらうようにゲームのルールは『相手の名前を呼んでパスをした得点は100点』というルールでした(笑) 子供達はどんどん相手の、仲間の名前を覚え、一生懸命に呼んでいました!一番目立ったのは5年生の和眞くんかな?何度も何度も高橋くんの名前『だけ』連呼していました(笑) ですが、そうやってお互いに名前を呼び合う努力をする事で自然と声が出てきて良い雰囲気となりました!!

後半はパスをした後の行き先を見てから慌てて名前を呼ぶ『セコ技』も飛び出していましたが(笑)、それはノーカウントでやりました(笑)

子供がお互いを感じて一緒にやっているという感覚になってくれるような設定作りはこれからもこだわってやっていきたいと思います!!