今日はナイター練習でしたが、雨天の為に室内で行ないました!
昨日はスタッフミーティングをして議題にもなった事を選手に伝えていきました。序盤は個別の話でほとんど見れませんでしたが、無駄な時間ではなく非常に大切にしたい時間です。選手は日々成長する為に日々刺激を与えないといけません。その刺激というのは苦しい事とかではなく、『考える材料』みたいなものです。それがないと『何となくの日々』になるのです。周りに合わせるだけ、この場所に来るだけ、の日々になるのです。そういうチームにはなりたくありません。練習日が週に3回あるならば、3回やったという意味を残さないといけません。場所にいるだけでは残らないし、残させる事は出来ません。成功が全てではありません。失敗であっても良いから、どんな失敗か?にこだわれるように、毎回に意味を持たせるようにしたいと思います!
全体の流れは序盤は今中代表にお任せしましたが、耳を傾けているだけでも3年生を中心に声を掛けたり掛け合ったりして、全体の空気は悪くなかったと思います!
そこからは自分が担当しました。
個別の対話の事とも同じになるのですが、みんなはファルコで自分をどうしたいのか?という事を考えた事があるでしょうか???今日のミーティング用紙にも書いている事ですが、外部に責任を預けるだけになっていませんか?本人にまず目的があるでしょうか?そこからスタートだと思っています。プロになりたいからサッカーをやっている、一生続けたいからやっている、好きだからやっている。そんな理由が大前提であり、その上で『そうしたいからここで何を獲得していくのか?』の意味を持たなければなりません。意味は自分が作っていくものです。
良くなりたいと思うならば、良くなる為の材料として物事を捉えられるかどうか?なのです。『自分にとって良かった事』が良くなった事の定義となれば成果なんて簡単には残りません。この意味を全員が理解しなければならないのです。自分にとって良くない、苦しい、しんどい事であっても『これがあるから成長出来る』と思えるかどうか?なんです。
近年の子供を指導している時に、一番ギャップを感じるというか甘いと思うのはこの部分。
自分基準で、自分にとって有益かどうか?でしか良い、悪いを判断出来ない子が多い。それでは感覚の、心の狭い人間になるのは目に見えています。自分が良くなりたいと思うのであれば、自分に起こる全ての事を『良くなる為の材料』にしないといけないのです。もちろん簡単ではありません。ですが、そうしない限り『良くなりたい』と簡単に言うほうが間違っているという事です。言うのは簡単です。
でも、言う『だけ』だから信頼を失う、信用を失う経験を多くの子がしています。だからこそ気付くはずです。『責任を持つ事の大切さ』を。
我々はそれを教える立場にいるのです。簡単に成功の答えを教えるのが役目ではありません。経験をさせる事。そして、その時に何を感じるか?聞く事、さらに今後どうしたいか?を考えさせる事、なのです。
メニューの途中にもみんなに問いかけたのは、
『みんなはどんな雰囲気の中でやりたいの???』という事。
一生懸命さが隣から伝わってくるような雰囲気、と3年生は言いました。そしたら自分がまずはその一生懸命さを隣に伝えようよ!って話。求める事を自分がやれば良いのです。
優しくしてほしいならば相手にすれば良いし、助けてほしいならばまず助けなさいって事。世の中みんなその関係で成り立っているのです。何もしない人は何もされない。されるばかりの人なんていません。だから自分自身を育て、磨き、成長させる。それでいいし、それしかないはず!!
練習に行きたい、練習をしたい、と思う雰囲気はどんな感じだろう???
と、自分に問いかけ、自分が思う良い形を自分がやるようにしていきましょう!!
努力はいつも『気付いた自分から』です!!求めるのではなく、行動しましょう!!