今日はナイターで西脇スクールがありました!!

日中は曇りがちの天気で非常に蒸し暑く夜になっても汗ばむ暑さでした。それでも、子供達はとても元気だったし、今日は兄弟や同じ少年団の繋がりなどで多くの体験参加があり、非常に活気のあるスクールとなりました。どのクラブにもそれぞれの特色というものはあり、カラーがあります。ファルコのスクールは初心者でも楽しめるように、というコンセプトでやっています。ただ、楽しむ為には条件を整えないといけないという事。今日も新しい子が多かったので最初にスクールでのルールを確認しましたが、それがあってこその楽しさである事は理解をしてもらわないといけません。各自の基準で、各自の楽しさではなく、参加しているみんなを喜ばせ、自分も楽しいと感じれる人間力を高める場であってほしいと思います。

今日は4名の体験参加者を加えた17名で元気に行ないました!色々な地域から集まってくれている事、また兄弟の参加は参加している本人が楽しいからこそ広めてくれている訳で、そういう子供同士で繋がっていく事を大切にしたいと思います!

今日もスクール前には全体でフリーのゲームをしていました!!

この時に体験に来る子の様子はとても楽しいものです。西脇スクールに参加してくる子の多くは『僕はどっちのチーム?』と決めてもらう事を求める子が多いです。ですが、いつも『どっちでもいいよ!自分が攻めたいほうへ攻めてごらん!』と言います。子供は空気を読む能力があり、一方的な展開ならば自然と逆のチームに入ったりします。大人がいちいちバランスを考えなくても子供達はやるものです。その力を信じているし、見守る大人でありたいと思います!聞いてくる子はそういう環境でやっぱり育っているという事だし、大人の決めた中で育っていくのではなく『子供同士の繋がり』というものを広げてほしいと思います!

スクールは最初はボール集めゲームをやりました!年長さんのふうまくんはルールをしっかりと理解するのは難しいのですが、やはり子供達に預けると子供達同士で伝えてくれるし、そのほうが子供にも入っていくようです。分からないだろうから・・・ではなく、混ぜてやらせてみる。その中で起きる事を一つずつ解決していきたいです。子供達の力を信じる事を今日もいかに大事か?を教えてもらえました。

ゲームはルールをよく理解していなかったはずのふうまくんを加えたにも関わらず勝利したのは伸之助くんのチームでした。伸之助くんのアドバイス、リード、声掛け、良い6年生として良い手本になってくれていると思います!

次はレベル6キャッチをやりました!!

体験参加のメンバーにも自分は一切教えません。仮に質問をしてきても『みんなに聞いてごらん?』と必ず子供に預けます。今日もしっかりと各自で役割を考えてくれたし、一人女の子で参加をしてきた奈帆ちゃんはやっぱり緊張していたのですが、そこにスっと歩み寄ってくれたのが6年生の友くんでした。もちろん照れくさいだろうし、勇気も必要だったと思うけど、自然と歩み寄ってしっかりと教えてくれている姿に友くんの成長を感じましたね!自分だけが楽しければ良いのではなく、周りがどうか?が分かる人間であってほしいです。

今日は6年生の伸之助くんがレベル6到達の16回!同じく到達したのは6年生の友くんと4年生の龍之介くん!!レベル5到達は6年生の陽向くんが12回!5年生の和眞くんも12回!3年生の琉偉くんが13回!2年生の翔太郎くんも13回とがんばってくれました!体験参加のメンバーは隼也くんが9回!奈帆ちゃんが6回!はるとくんが3回!ふうまくんは1回成功しました!!

次はリフティングをしてもらいました!!

まずは検定でお互いで見て確認しながら進んでもらいます♪なかなか進めない所に来ているみんなですが、慌てずに『今自分がどうなって失敗しているのか?』を見つめるように話しかけます。今日は3年生の琉偉くんと将英くんを見ましたが、2人共に『どういう失敗をしているかな?どうしたらいいかな?』と絶えず声を掛け続けるとやっぱり取り組む意識が違ってくるし、失敗の仕方にも変化が出てきます。どうしても低学年のうちってうまくいかない事が起きると集中を切らしてやらないようになりがちですが、だからこそ大人の言葉掛けは重要だと思います。

子供の気持ちになって大人の言葉で対応をする

池上さんの言葉です!最近本当に心がけています。大人の気持ちを大人の言葉で伝えるだけでは伝わりません。子供が今どういう気持ちなのか?を考えた上で大人の言葉を伝えるのがいかに大事か?実感しながら指導をしています。完璧にはまだ出来ませんが、今日はそこがうまく自分で整理出来たと思います!

最後はフリーの測定をがんばってもらいましたが、今日は6年生の陽向くんが17回→20回に!!4年生の龍之介くんが50回→54回に!!と更新してくれました。体験参加のメンバーも自分の世界に入ってがんばれていたし、このスクールの測定時の約束事は『しゃべらない』事です。周りが集中出来る環境をみんなで整えるのです!そうやって毎回誰かが記録を更新していくし、みんなのおかげでみんなが成長していくこの環境は大事にしたいですね!

その後はドリブルシュートとパスを練習しました!!

ドリブルシュートは各自のアイデアとか、イメージを形にしてもらい、パス交換では最初はやってもらい、途中で『パスって何だろう?』という質問をして考えてもらいました。ここでも大人の自分が見て、何も考えずに蹴っているだけの子がいるとして『それじゃダメだよ!』と指摘、修正してもその本人は実は意味を理解していないものです。だから、注意をする際には必ず意味や理由も理解させるのが大事です。そして、それをやった上で同じ事がもし起きたならば、『さっきどういう話をしたかな?』って聞けばすぐに考えたり、思い出したりしてくれます。そうしていけば自然と子供自身で気付くようになるし、そういう瞬間を何度も見てきているので、自分もその力を引き出したいと思います!

最後のゲームでも、みんなはまだ『関わる=ボールに集まる』しか発想がありません。でも、そこからスタートです!最後の質問をしたけど『そういう場合はどうしたら良いかな?』という事を聞いて、『それをいつ伝える?』という事を考えてもらうのです。子供はよく分かっています!大人があれこれ先に教えるのではなく、分かっている事は子供にやらせる。分からない事は子供に質問をさせる。その関係性をまずは整え、子供が『主体・主役』になって出来る場にしていきます!

これからも子供が意欲的にがんばるような時間にしたいと思います!!