今日はナイター練習で今週も一週間のスタートでした♪
蒸し暑い上に、室内練習となりましたがそれでも伝えたい大事な事は室内でも屋外でも同じなので選手達がその日、その時間をどう過ごすか？を今日も精一杯感じながらやるようにしました！！
今日は最初にミーティングから軽くスタートしました。日曜日の親子バレー大会での反省などを少し話しました。チームの現状、今後すべき事。すればきっとこうなる！良くなる為にがんばろう！！って意味の話をしました。これが出来ていないからお前達はダメだ、とかではなく『こういう面が出来るようになるともっと良くなるんだ』というあくまで前向きな話。３年生が一つのイベントの運営を成功させたのも、１，２年生の時の苦労や経験があったから。最初から出来る奴なんていない。でも、変えようと、良くしようと思わないといつまでも出来ない。３年生は早い、遅いは別として自分達でやろうと確実に思って行動したから変われただけの話なんだと１，２年生にも伝えました。
その上で、１，２年生には３年生を越えてほしいという事も同時に伝え、その為にも早い段階で『気付き』をしていく事が必要だとミーティングで話しました。
今日も最初はリフティング。
学年チームで一つのボールをみんなで繋げる作業！この方法をすると、同級生という事もあり『自分発信』が一番よく出来ている。どの学年も『俺が行く！！』って事が言えていました。やはり学年の差と言うか、１年生が一番何をやっても回数が少なかったし、３年生が全部勝利していました。３年生は親子バレーでの一体感が本当に活きていると思うし、無駄ではなかった事をこうして証明してくれています。
正直、技術レベルは３年生が実は一番低いと思っています。でも、それだけではない事を本当に教えてくれるのがこの３年生。うまいとか、器用って事じゃないからこそ出来る強さを手に入れていると感じます。本当にまだまだ子供達から学ぶ事はたくさんあります！
そこからフロア全体を使ったドリブル練習。
フェイント、ターン、キープなどドリブルにも色々種類があるのですが、どの状況で何を使えばいいか？という判断が常に出来る選手であってほしい。ただ、そういう願いとは裏腹にやっているみんなを観ていると『避けている』という言葉のほうが多い。
『抜く』ではなく『避ける』では、全く違う。持っている自分に余裕があるかないか？の差。これは本当に日頃から多くボールを触っているかどうか？だと思う。言われた時、決められた時にしか触っていない人間では余裕なんていつまでたっても生まれない。せいぜい相手が学年が下とかとてもレベル差があるような時だけ。それは自分がうまいのではなく、相手の力不足なだけ。勘違いをしてはいけないのはここです！
次はコーンＤＦをやっていきました！！
今日は練習前に主将と相談していて、このメニューの時に主将の判断でグループ分けをしてほしい、と。４つのグループですが、良いと思うグループから順番に分けてもらいました。これは優劣をつけたいからではなく、『自覚・競争心』が目的です。上だから良い、下だからダメ、ではなく『何が今の自分に足りない？という自覚』がまず大きな所。そして、本当に今の自分が持っている力を『周りの為に注いでいるか？』という事です。
サッカーというスポーツが教えてくれる事は色々ありますがチームスポーツである事が本当に素晴らしい特徴なのです。スター選手がチームにいたりする事もあるけど、そのスター選手がどれだけチームの為に貢献しているか？です。チームにスターが生まれるのはチーム自体が良いからです。だからこそ自分自身がチーム、周りの為にどれだけ出来るか？という事を考えるのはとても大切なのです。
自分がみんなに伝えたい事は、
今自分に出来る精一杯の事をやってほしい
という事です。練習の最後に外で少し話をしました。がんばれるのは今しかない。子供達には分からない事です。今のしんどい状況に追われ、それどころではない・・・なんて子もいるはずです。ですが、そんな自分が誰にも言われずにがんばれるのでしょうか？？？
答えは『ノー』です。人間って誰かに何かをやらされると不満を言うし、愚痴を言う。でも、がんばれるのは誰かに期待されたり、お願いされたりした時なのです。まぁ中には何かを買ってもらえるから、みたいなご褒美に動かされる人間もいますが、そういう不純なものではなく、自分の心が動くがんばりって最初はやらされる経験で得られるものです。だからっていじめるとか、めちゃくちゃにするという事ではありません。
そう思われない為にも話をし、がんばる意味、がんばらないといけない意味を伝えます。分かる人間、分からない人間はいます。でも、自分は伝え続ける事が仕事であり、役目です。自分が先に諦めたらもうその先は何もありません。ほったらかしにする事なんて簡単です。投げ出すのはいつでも出来ます。だけど、続ける事が一番難しいのです。
子供達はそんな自分を信じてがんばってくれています！言葉に出したり、行動したりしてテストも、勉強も、これまでで一番がんばてくれています。これまでで一番低い学力のチームでもあります(笑) ですが、悲観的になるのではなく『ここからどう変えるか？』を言い続け、コツコツがんばっているのです。そういう姿を観てまたがんばろうって思えるし、みんなに、子供に感謝をしたい！
ファルコにはファルコにしか出来ない事があって、がんばりがあり、楽しさがある。どこにだってある事だけど、我々が我々の良さを知っていれば良いのです。周りと比べる為に存在しているのではない。一人一人の正しい将来の為に今という時間があるのです。これからも毎回の練習、試合、集まる時間を大切にし、この仲間とどんどん良くなる努力をしていこう！！
