今日は早朝から明石海峡大橋が真横に見える海沿いの垂水までルーキーリーグと練習試合をさせてもらいに今中代表と二人で行きました！
早朝に出発をしたものの、やっぱり神戸方面は混んでいました・・・。ただ、それも考慮に入れての出発だったので十分すぎる時間に着いたし、しっかりとミーティングからやってもらいました。ただ、今の１，２年生でのミーティングは『形だけ』なところが強いです。お互いの意見を本気でぶつけ合ったり言い合いが出来ないようなチームの中で『良いミーティング』など出来ないのです。ですが、最初から出来ない、出来ないからやらない、ではいつまでたっても出来ません。この『まずやってみる』事から『どこに問題があるか？』を考えていくしかないのです。そうやって教えれば簡単に出来てしまう事を子供達に気付かせるような遠回りをしないといけないのが『指導』です。それを忘れないようにしたいと思います！
今日はリーグと練習試合を１，２年生がそれぞれ２試合ずつさせていただけることとなっていたし、非常に気温も上がって暑い中ではありましたが、みんなでチームを成長させられる一日にしたいと思っていました。
今日の相手はバンディオンセ神戸さんでした！！
最近は交流があまりないのですが、同じぐらいの時期に立ち上げたチームで人数も多く毎年良いチームが仕上がっているチームです。久しぶりの対戦となるし非常に楽しみでした！！
アップは鬼ごっこを中心にしながら、今チーム全体がやろうとしている『プラスの声』とか『楽しむ』という事を目指してやろうとしてくれたようです。
今日は主審をしないといけなかったので、外から声を掛けることが出来ず、当然中立の立場なので中からも言えないのでただ見守って審判を中立にこなすことしか出来ませんでした。それでもそこを一生懸命にやる事がみんなの為になるのを分かっていたのでしっかりとやる事を考えていました！
スタメンはこれまでのルーキーリーグで考えてきて、失敗をして、気付いて、を繰り返してきていたのでそれなりに考えた形だったとは思います。
ところが、みんなで決めた決意とは裏腹に、やっている事は『無責任』の連続でした。。。
自分がしなくてもいいや・・・
って言う勝手な人間の多さ。相手は特殊な事、システムを組んできていたので非常に分かりやすいという事もあったのですが、そんな事すら関係なく自分達が不利になるような事ばかりをやっていました。大きなチャンスを何度も外している中でも『ドンマイ！』だけ。プラスの声って何でもかんでも褒めるとか慰める事ではないと思うのですが・・・。おかげでミスしている選手も『ドンマイ』の声に甘えて『しまった！』と思う事もなく『まぁいいや』で終わってしまう。
その繰り返しで簡単に握れるペースを相手に渡し、先制した後に追いつかれるという展開に。。。そこから前でがんばる賢士朗くんのがんばりによって突き放しましたが個のがんばりだけで戦っている本当に内容も何にもない前半でした。まともに試合に入ってやっていたのは賢士朗くん、大山くん、昂汰くんの３人ぐらいでした。ハーフタイムには『何がやりたいの？何にもないよ』という事を厳しく言いました。
後半は交代した選手が持ち味を発揮してくれた事もあって、ペースはうまく握れた時間帯が多かったと思います。
前半は２得点で終わった攻撃も、後半は８得点という形で結果としては快勝でした。
ただ、結果だけであり、内容というものでは各自が甘さばかりで自分の事しか考えていないような内容でした。確かに暑くてしんどいけど、それだけ？それでチームが助かるの？です。みんなしんどいから本音は『助けてほしい』訳です。その思いは『助ける』という自発的な行動をするから返ってくるもので、先に望むものではないのです。
３年生のために！！
なんて口にはするけど、口だけで覚悟が本当に見えないって事を言いました。言うだけなんて誰にでも出来る。肝心なのはそれをどれだけ行動に出来るか？だけなのです。本当に甘いメンバー達に課題は山積みだと思いましたが、それでもやっていくしかないので切り替えて２年生チームを観るようにしました。
ですが２年生も数名の３年生チームに入るような選手を除くと自分達では何もやれないし、しゃべらない、空気を変えられない選手が多い。それでもコーチに『何クソ！』で返してくれる子も数名いる。太陽くん、颯也くん、駿仁くん、大山くんあたり。このメンバーからは確かな『俺がどうにか変えてやる！』という意思が伝わってきました。残りのメンバーがないのではなく、やっぱり『自分の事で精一杯』という感じ。その余裕のなさでは良いプレーも出来ないって事ですね。
今日は京都から参加のHOOTさんとの交流試合が出来たのですが、こちらも非常に良いチームで本当に良い交流試合となりました。
程良いプレッシャーで、強さだからがんばればやれるし、少しでも気を抜けばきちんとやられる。それがあったので、試合をやるごとに２年生は欲みたいなものが出てきたし、強気な姿勢も増えてきた。後半は特に練習試合とは思えないぐらいの闘争心みたいな部分も見えてきた子がいました。このゲームに出ていた２年生は非常に芯があり、前向きだったと思います。
やれば出来るという力も見せてくれました。良い選手になれる可能性が本当に大きいけど、やらない事、自分から諦めている事で損している事がたくさんある。
そんなみんなに『自分と向き合わせる』事をこれからも続けてやっていきたいと思います！！
今日は朝から会場準備、運営、対戦をしてくださったバンディオンセ神戸の皆さん、本当にありがとうございました！！
