今日はナイター練習がありました!!

残り10日の夏休みです。みんなにとって良い夏になったかどうか???ですが、思い返してどうでしょうか?やりたい事をやれた、という子もいると思いますが、それよりも『がんばった』という気持ちで良かったと言える子はいるでしょうか???

コーチは高円宮杯の敗戦を受けて、悔しくて泣いている子も多かった姿を見たからこそ、同じ気持ちにはさせたくない、とかもっとうれしい涙を流すべきだと思ったからもっともっと毎日を大事にしようと覚悟を決めました。

ですが、それからのみんなは『勝手にやりきった感』で、何か抜けているような日々・・・。夏休みを『休み』という事で堪能したいだけならサッカーをしなくて良いのでは?って思う。夏休みだからこそ普段出来ない昼間の練習や試合をもっとがんばるとかそういう気持ちってないのだろうか?と疑問に思う毎日です。

自分はサッカーが好きな子供達にがんばる事、がんばる意味から教えたいと思っている。

好きという前提があって伝わる話をする。

だから、好きという気持ちが自分の根っこにないのであれば『やらされる感』しか残らない。これは毎年ファルコには数名います。何度言っても跳ね返ってこない気持ち。何度聞いても答えてくれない子。毎年います。

サッカーが好きだから入会するという基本の基本。それが入ってから『そうでもない自分に気付く』という事になる。これまでのサッカー人生自体が『サッカーっぽい事をやってきた』だけだから、本当にサッカーをやる上で必要な『当たり前の事』が『がんばって付けないといけない能力』みたいになってしまっているのです。。。このギャップが本当に大きいな〜・・・って痛感します。

自分がボールを持てば相手のゴールへ向かう。ドリブルやパス、シュートをしてゴールを狙うのが基本。

その反対に、相手がボールを持っていれば奪うしか方法はない。ミスを待つ方法もあるけれど、それは相手に期待する話だからサッカーの本質ではない。

だから、自分が奪いに行って奪えなかったらどうなるの?

→ピンチが増える。失点する。敗戦する。

ってなりますよね?そういう単純で当たり前な『危機感』から足りない。

だから、試合の中でも『このコースを切って(限定して)、防いでいる』という『つもり』でやっているけど、実際はまず自分で奪える力がある上で、そういう仲間と協力するプレーに繋がるって事も理解していない。自分で奪えないから仲間を使う、では責任もないし、人任せなだけ。一選手としての責任を果たしているとは言えない。もちろん相手のあるスポーツだから相手のほうが圧倒的に技量がある時だってあるだろう。でも、そうであったとしても『自分がやられたらいけないんだ』って気持ち、思いぐらいないとおかしいって事だ。負けるのが当たり前。うまくないから?そんな事を言い訳にするならサッカー自体出来るものではない。

この夏はオリンピックもある年だったから日本も話題は持ちきりでした。

そのオリンピックで、過去最高のメダルを獲得した日本代表の方々。個人としてもチームとしても多くのメダルを獲得する裏には、『仲間の為に!!』って気持ちが誰にもあった。みんな『自分の責任以上の何かを背負っていた』のです。そこまでやれと言うのではなく、『それがチームワーク』という言葉なのではないだろうか?

自分の事だけでは済まされない事を仲間の為に、仲間と協力して行う事だと思うのです。自分の事もしないで周りに期待したり、そんな選手は一人もいない。それが当たり前だからだ。

今のみんなは他人への期待がほとんどで、肝心の自分は『がんばっているつもり』で終わっている。周りに評価されてこそ、『やっている』と言えるのではないだろうか?そもそも、やっている人間は『自分がやっている』とは言わないものだ。

考えが本当に甘いと感じる。だけど、ここからやるしかない。

変える!!

変わりたいと思わせる事から。刺激の与え方を考える。

コツコツ毎日がんばるしかない。自分から!!コーチから!!やります!!