今日は西脇スクールがありました!!
子供達も運動会の練習、そこからは秋祭りの練習も絡んでくるのでこの時期は生徒の数が減ってしまうのですが、それでも集まったメンバーが何かを持って帰られる事が目的なので今日もそうなるようにがんばりました。練習前にはコーチ、お父さんの立場でもある加古くんと色々話が出来たし、今日は親御さんからの相談や話を数件受ける機会がありました。自分に出来る事は限られていますが、それでも何かを期待して相談していただけるのはありがたい事です。人と繋がって自分が存在している事、感謝をしている事を形にしていく為にも、大事に預かっている子供の保護者の考え方を聞けるのはすごく大事な時間だと思っています。なかなか悩みを人に相談をするのは勇気もいる事だけど、同じ子供に関わる大人として一緒に共有していけたらいいな、と思います。
今はとにかくスクール全体として『焦らないでやる』事を目的にしています。
出来ない事を否定しない、出来ない事への考え方などを修正していきたいと思っています。流れとしては『先生と生徒』の形を作る。子供同士で両方の役割をしていくと自然と教える言葉を選ぶ。また生徒は先生を選べるので雰囲気を観る(誰に教わりたいか?)。一緒に学んで、出来た時は一緒に喜ぶ。そういう事が出来るようになっています。まだ人前が恥ずかしいから先生になりたがらない子もいますが、それは性格、それは性質ですから『無理に』やらせる事は絶対にしません。いくら技術があっても試合ではなかなか出せない・・・なんて子もいるように、そういう原因はこういう所にあるかも知れません。持っているものを出しきれないのは、『緊張する・みんなに見せる・チャレンジする』機会がきっと少ないからだと思います。
堂々と人前に出る。堂々と失敗と成功をする。堂々とチャレンジをする。それが出来る選手は自然と責任と自覚を持つ。課題の修正も早い。遅いのは、人の後ろばかりついていく子、人の真似ばかりして安心している子なんです。
さて?!自分はどちらでしょうか???後者のほうならば是非明日からは自分の考えで行動するようにしてみてください!
教える、教わるから子供も主体的にやろうとしてくれる。
笑顔だし、ダラダラ感がない。正直ダラダラ感がある子もいるけど、それは『恥ずかしい』気持ちがどうしても根強い子。先生の立場になるのも、生徒として人に聞くのも恥ずかしい子、こうして見ればすぐに分かります。今のままでは伸びません。
だけど、自分は指導者ですから、そういう子供をどのようにして乗せていくか?というのも腕の見せ所。まだまだ上手ではないですが、ちょっとずつ子供の心に入っていける機会が増えたと思います。子供以上に、自分は学び、考えていく必要があります。子供よりも失敗は許されない立場にいますが、チャレンジをしないで良くなる事がないのは大人も同じ。常に、何かにチャレンジして、子供に言ってるように『今に安心しない自分』を目指します。子供の教え合う、学び合う姿勢を観ているとやっぱりいいな〜って思えるし、どんどん良い意味で距離を置いていけるような自分になりたいです。
レベル9キャッチ、リフティングをそれぞれに見せたり、教えたり、学んだり、考えたり、成功したり、失敗したりしていました。
子供同士の関係性が良くなるとやっぱり空気が変わる。何をしても楽しい空気が出来上がる。途中少しだけ注意をしたのは、『相手への敬意』の話です。不快に思う事はしない、させない。自分ならどういう雰囲気が良いのか?だとすれば自分は今それが出来ているか?を考える。子供にも、楽しむ為の条件、責任だけは考えてもらいます。自由って『最低限の枠』がある中での話。何もかもない状態を自由とは言いません。むしろ、そこまでいくと不自由を感じるものです。こういった違いをきちんと伝えるのは指導をする中でも大切だと思います。
レベル9キャッチも、リフティングも、今日だけで上達した子もいました。色々な所で触るという概念を持って行う。続けないと、落とさないといけないのがリフティングって概念を壊さないといけない。もっと楽しく考えながらやるものだと分かってほしい。その為の難易度の設定や条件の与え方が必要になる。前向きにやってくれていた今日は設定としてはまずまず良かったとは思います。
色々な課題に取り組むリフティングをがんばってくれた後に、最後はフリーの測定をしてもらったから、ストレスからの開放のように集中力を高めてやってくれたように思います(もちろんそれも狙いの中の一つです)。
今日は3年生の爽志くんが58回→62回に!琉偉くんが121回→一気に227回に!正式に入会してくれた6年生の洸大くんが234回→一気に364回に!となりました。ちょっとした気持ちの持ち方、考え方の変化で記録、数値は一気に上がる事もあります。これからも楽しみですね♪
最後は試合をしてもらいましたが、ここでも自分の考えでボールに絡み、プレーを選択する事だけを要求しました。勝つ為だけにリスク回避をするようなサッカーではなく、失敗をしても意図があるプレーを繰り返すようにさせたい。その気持ちからスタートしているので、今はプレーの成功よりも『考えていたか?分かってやったのか?』という事だけは確認をするようにしています。今日は積極的なプレーも多く見られたし、自分からやろうとする姿勢も多く見られました。
これが続けられるように、そして続けていけたら精度や質の部分も一緒に考えてやっていきたいと思います!焦らずゆっくりやっていきたいと思います!!