今日はナイター練習がありました!!

グランドは3日の多可産業祭があって使えないので室内練習となりました。それでも、土日の新人戦の結果を受け、また内容を聞いて色々考える事がありました。自分なりに勉強をして、学んで、今のみんなに新たな何かをプラスさせていく材料をどんどん見つけてこないといけないって思っています。大会になると、試合になると、どうしても硬くなってしまうみんなの責任はやっぱり指導者である自分の責任だと感じています。自分が参加出来なかった日曜日の試合には、土曜日よりも内容も良かったそうです。今日は練習後にサッカーノートも拝見していたのですが、その中に『コーチがいなかったから』という言葉がありました。子供の本音でしょう・・・自分がいる事がかえって重みになっているという事もあるようです。自分に良い所を見せたい、注意されたくない、そんな気持ちがあるようです。

ショックでもあり、でも、現実として自分が子供の本当の力になれていない事を実感出来た事はプラスに考えたい。そして、自分を変える努力を子供に押し付けるだけではなく、やっぱり自分が変わらないといけないと思いました。

今日は文化祭の準備の関係もあって、ちょっとフロア全体が使えない状態でもありました。

元々ゲームをやるのはやめるつもりだったので、問題はありませんでした。

『ボールと自分の関係』『体の動かし方』を改善していきたいからです。

試合の感想を聞いてもよく出てくるのが『1対1に負けない』というような言葉です。言うのは簡単です。でも、根性や気合いで埋まるものではありません。冷静になって、対処する力を身に付けるには『自分の体を対処出来るように動かせる』事なんです。そこになかなか考えがいきません。多くの指導者も『あの時はこうしろ!』ってその時に出来ない事を言ってしまうし、それで解決させようとします。自分もそうでした。

ですが、問題は『その時に出来なかったという事実』ですから、そこを変えるにはその時に対応出来るようにしないといけないという事です。そういう為にも、今日からより一層ボールの扱い方を変えていこうと思っています。

それは『リフティング・ドリブル』という技術的な呼び方ではなく(練習ではそういう風に言葉にはしますが・・・)、『ボールを扱える』というようにしないといけません。

思ったように扱える、思ったように動ける。それこそが『うまくなる』という事の本質だと思います。回数が増える、勝利が増える、ではなく『自分の思った通り』が増える事です。

そんな事を目指してやっていこうと思っています!!説明も細かく、指示もある程度細かくなっていきますが、しばらくはそれで『材料』を与え、料理、調理は自分達でやってもらうという考え方です。今日は序盤はリフティングの形、後半はドリブルの形を徹底的にやっていきました!!

やはり・・・・体が言う事を聞かない、と言った感じです(笑)

仕方がありません。

『真面目』『一生懸命』『不器用でもいい』というような言い方で指導されてきているのですから・・・。もちろん、自分も言ってきた一人です。。。

これを変えようとしているのですから一朝一夕に物事はうまく変化しないのも当たり前です。ただ、自分の目には間違いなく良くなっていくみんなの姿が映っています。取り組み方もちょっとずつですが、芯が出てきました。だから自分が諦めたり、弱音を吐かずにやっていこうと思っています!

今日はひたすら一人に一個のボールを使ってやり込みました。

大事に出来るようになってきた子、しようとしている子、疲れたら出来ない子、大事にする意味をまだ理解出来ていない子、というような段階があります。当然です。一人一人違いますから、。

ただ、サッカーを自分でやるという事はどういう事か?を考える必要性はあります。理解出来ていないにしても理解しようとする必要性は感じてもらいたい。感性のある人間、気付きの多い人間、周りが見える人間、育てるべくはそこです。

目指す選手像みたいなものが段々明確になってきました。自分が教えないといけないものが見えてきました。地域のカラーや状況をいかに見極めながら、自分が伝えていけるか?だと思います。良い人間が増えているのは間違いありません。話せる人間が増えています。語れる、伝えられる、教えられる子も増えています。

ちゃんと育ってきています!焦らずにやっていきたいと思います!!