今日はナイター練習がありました!!

毎週、毎回、何かを得る事が出来るようになってきた自分。みんなもそういう何かの刺激、影響を受ける機会が増えてきています。最近では新人戦、体験練習会という事があって、一歩出た時の自分達、というものが分かった経験をしています。

そして、『頭』では分かっています。

『このままではダメだ・・・』と。

ですが、具体的な行動に出来ている子とそうでない子との差は相変わらず大きいものがあります。もちろん気付くタイミングもあるし、性格もある。一緒のタイミングで気付く事はない事も分かっているし、それを無理に合わせようとも思っていないので、自分は必要な事を伝えていく事をやり続ける中で、どのタイミングで、どの言葉が子供に、一人一人に入っていくか?は誰にも分からないし、だからこそやり続けていくしかないと思っています。

そんなみんなに今やってもらう事も、こちらも具体的に提示しています。

①ボールを自分の思うように扱えるようになる事(ボールとの関係性を高める)
②他者との関係性を高める(お互いを伸ばし合う・協力する)

です。毎回言っています。でも、それでもやらない子はやはり現時点での変わろうと思う本気の気持ちだったり、仲間を助ける余裕なんて気が回らないって所なのでしょう・・・。ボールを扱うだけ、ボールとの関係だけを高めてもサッカーは成功しませんからね。相手がいて、仲間がいるスポーツ。その事も理解しないといけませんが、余裕のない子にそこまで求めてもパニックを起こすだけなので、慌てずにまずはボールとの関係性をしっかり意識してもらおうと思います。

今日は『俺のほうが出来ている!』を証明してもらう『他者との比較』も敢えて一度やりました!

自分と相手とで話をして、お互いが納得いく理由を持って勝敗を決める。これも今やりたい所ですし、こだわっているのですが、言い争う、言葉で相手を説得するのが面倒だからって『引き分けです』なんてすぐに、簡単に言ってる組もあった。そうやってしなければいけない事から逃げるからいつまでたっても誰かに任せる、誰かに頼る、誰かのせいにするってサイクルから抜け出せない。

コーチには分かっています。みんなの心がどう思っているのか?を。うまくいかない、出来ない時に心の中で『誰かのせいにしようとしている』事が。自分のせいだと心から思えている人間は次のアクションにも出るし、表情も違うって話。ちゃんと見えていますよ。ごまかしたってね。

自分自身の工夫、感性。コーチが見ている部分。

『人とは違う』

何かを出せないと試合をやっていても面白くない。仲間の11人と、相手の11人と自分以外の21名との違う色が出せる選手じゃないと見ている側も楽しくない。もちろん見ている側を喜ばせる為にやるのではありません。ただ、見ている人が喜んでいるような試合ってやっている本人達が楽しい時にしか生まれないという事です。

みんながやってて楽しいと心から思う為には『誰かに合わせるだけ』では不可能なのです。自分の意思で、自分の工夫で個性を発揮し、自分の感性を信じて動く、プレーをするのです。それが当たり前に出来ている子にはプレーや動きから『メッセージが伝わる』のです。それをコーチが言ってる『空気を読む・感じる』という事です。大声を出せとは言わないけど、伝える何かは必要だって事。両方しません、なんて『自由』は『ただの身勝手』なんです。

そこだけ勘違いしないように、みんなでトレーニングする時間はとにかくみんなとやっている意味、価値を考えて出来るようになりましょう!