もっと敏感に!練習&体験練習会!!

今日は午後から練習と夜は体験練習会という事での二部練習のような形でした!

今年の体験練習会の時間からこういう時間でやっていますが、各自の変化、成長があちこちに出てきている中でも最初にはまず注意から入る形となりました。

『卑怯な人間になるな!』

という事から伝えました。昼までは時間があってので、自分はバスの座席の修理をしていました。消耗品であるバスも当然使えばあちこち痛みます・・・。それでも自分はなるべく毎回良い状態でみんなを運びたいと思うからこそ掃除もしますし、今日も洗車をしていました。その時に座席を見るとたくさん壊れていました。。。自分は普段そんな座席に座る側ではないし、忘れ物のチェックをする程度ですが、今日見てみると本当に座席が壊れていたし、その壊れた中にゴミまでありました。。。

本当にショックと言うか、こんな有様なのがみんなの状態なんだと改めてみんなががんばっている事にいつしか自然と期待している自分がいる事に気付きました。壊れている事にみんな気付いていたのに誰一人報告をしてくれませんでした。ずっとずっと乗っている事だけが当たり前になって、そういう事への配慮は誰一人しませんでした。

当たり前ってどこまでなの???

という常識をもう一度きちんと考えてほしいと伝えました。こちらがそこまで全てきちんと用意して、修理して、毎回みんなを出迎えて・・・って勝手にしないといけない事なのか?バス代払えば何があっても関係ないのか???気付いているくせに黙っているような人間で良いのか?自分が嫌われない事だけを考えて生きるのか?問いかけました。チームで一人今2年生が家庭の事情で来ていません。それぞれの家庭の事ですから色々ある事も当然だと思います。大人の思う通りにいかない事がこうしてあちこちで起きるのです。

でも、そういう中で気付かせて、分かってもらって、改善する、させる事が大人の使命だと思っています。壊した事が問題ではなく、誰も言わない事が問題なんだって事を伝えました。誰が壊した?誰が犯人?そういう話ではなく、送迎してもらうという気持ちが少しでもあるならばそういう事ぐらい伝えてほしいという事でした。ファルコとしての現状はサッカーが好きでもないのに『とりあえず』で来ている子がいるのもおかしい話をしました。自分の意思でやれないのに上達なんてありえないって事も話しました。

人と人が作る環境ですから、お互いに敬意を持つ事や相手の立場を考える事。もう少し考えてほしいと願います。

今日は最初の練習の時間は1月の駅伝大会に出ている毎年恒例の行事へ向けての走力会を行いました。

山道のタイムと今回のタイムを合わせてチームを決めようと思っています。それぞれの持てる力を出し切ってがんばってくれたと思います。ですが、チーム内のタイム、順位が1位が1年生で、最下位も2年生という不本意な結果を受けてその後に行った紅白戦は1年生対2年生という対戦にし、2年生の奮起を促しました!!

結果、試合の内容と結果でやはり2年生が先輩らしい意地を見せてくれましたが、まだまだ1年生に対して余裕を持てていない事も伝えたし、もっともっと広く見える、色々考えられるという差を出したいね、って話をしました。1年生側は少しずつ、ゆっくり個人の良さが出せるようになってきているし、これが噛み合えば面白くなりそうです!

そこから休憩時間を入れて夜は体験練習会を行いました!!

今回も小学生があちこちから多く参加してくれたし、3年生で主将を務めてくれていた弘貴くんも参加してくれました!!弘貴くんはやはり人間性が豊かで素晴らしいという面があり、引退してから本当に久しぶりに顔を出してくれたにも関わらずやはり、周りには後輩がたくさん集まる・・・。この人間力をみんなが持ちたいという思いがあります。

こういうのは『作る』のではなく『磨く』ものだと思います。技もそうですが、開発するとかないものを作るという事ではなく、あるものを磨くというイメージです。みんなそれぞれの良さを持っているはずだし、その部分をサッカーという種目を通して磨くのがファルコの狙いです。一人一人がそういう意識を持って取り組んでほしいと思うのですが、初対面の小学生も多い中で、自分の殻を破れない1,2年生の意識の低さは大きな課題です。自分の中での考えや悩みばかりになっているから今より前に行けない事を何度も言ってるのですが、聞こうとする姿勢すら怪しい。自分の事じゃない、って他人事のように思っているから変化が足りない。

全体の中で、何となく人に埋もれて自分の責任の所在をなくそうとする。そういう『卑怯』なのはやめなさいと最初にも話をしている事が分からない子もいるようです。

でも、経験をして変化していく子供を厳しくも、強く、きちんと見守っていこうと思っています。今出来ない事も出来るようになる!見守る自分がそれを信じてやる事から始まると思うからです。

弘貴くんからもみんなの技術が上がっている事やサッカーを楽しんでいる空気を感じたという言葉があったように成長している。だからこそ『細かい事に目と気を配れ!』です。

現状で良い選手なんて一人もいない。常に、毎日進化していく気持ちを持たないと毎日がもったいない。全力で生きる事に価値がある。でも、その為に力を入れて、ではなく力は抜いて広く観るって事。全体を観る力がないと自分の立ち位置も分からない。それでも分からないならもっと広く観れば分かる。自分より『出来ない子』ではなく、『出来る子』を観れば自分が成長出来る。出来ない子を探せば自分は停滞、伸びなくなる。

もっともっと、って欲を持っている選手にだけ成長のチャンスがある。その人数は増えている。だからこそ『やろうとしない子』が目立つ。それが自分の事かも知れないと全員が思うかどうか?だ。他人事だと思っている君の事なんだと思ってほしい。

体験に来てくれる子がいるからこそ、自分がまだまだ殻に閉じこもっている事に気付かせてもらえる。こんなありがたい機会をもっと大事にしないと人としても成長出来ないだろう。ボール触って、技術磨いて、それだけで人間が良くなる訳ではない。

大事な事は『観る事』『気付く事』『行動する事』。

分かった。
分かっているつもり。
分かっていた。

全部『言い訳』として終わる。

自分の中の価値を変えよう!!