今日は朝から練習をやる予定だったのですが、日本全国を囲む大寒波の影響もあって昨夜からの雪もあってグランドが使えませんでした・・・。

そこで予定を変更し、午後に体育館練習を行う事にしました。天気によって週末の予定は変わりそうな感じで明日の大会もどうなるか分かりませんが良い準備をする事と、各自が過ごす毎日に価値が残るような時間にしていきたいと思いました。

やろうとする事は変わりません。思うようにボールを扱う事。やろうとする事をイメージ出来る事と実行出来る事。仲間と協力出来る事。それをひたすらやっていきます。

その中で自分の出来る事、出来ない事、どうすれば良いか?どうなりたいか?を見出す事も同時にやろうと思っている所です。サッカーをやる以前に一人の人間として大切な事をしっかりと持ってほしいと思います。

昼までにはまた3人を医者に連れて行きました。

この一年間ぐらいは多くの選手を連れて行きましたが、共通して毎回先生に言ってもらう言葉は『体の硬い、ストレッチをしない選手が良い選手である事は絶対にない』という事です。今日の3人にもそこは強調してくださいました。3人もこうしてケガをして自分が出来ない時になると『やりたいな〜』って気持ちになっています。それが元気な時に思えるかどうか?です。当たり前に感謝をするという事はそういう事です。

ケガをする前、体調を崩す前に出来るといいですね!

今日のトレーニングも最初はステップを中心にドリブルと使って体を温めていきました。ですが、体を温めるだけが目的ではないので、タッチの仕方などを工夫したり考えたりする事も目的に置いてやってもらいました!

ドリブルの際に、気付いて声を掛けましたが多くの子がこのコーンを避ける事に必死になっているような感じです。触り方とか抜き型ではなく、です。

止まっているコーンを必死に避けてもその先はありません。相手がいる中で出来るようになる為にも、相手がいるイメージでボールを扱えているのか?そこがこだわってほしい所です。

ドリブルの時にみんなを見ていて思うのが『関節が硬い』って事ですね。だから柔軟なタッチではないし、窮屈そうにやってしまっている。出来ている子、そうではない子も多くいるのに、その子から学ぼうとしないのがもったいない。恐らく気付いていないのだろうけど、自分が思っているよりも自分って出来ていないものです。よく子供の中に『自分はやっているつもり』なんて言葉を発する子がいるけど、自分で自分を評価するのはあまり効果的とは思えません。周りから、違う人から言われてこその価値だと思います。

ドリブルをしてからはボールを扱い、触ってもらいました!!

リフティングは体の正面で行う事。精度を上げる事にこだわってもらいました。上達している感じはするけど、『これで終わり』という感じも見受けられる・・・。みんなより出来たらそれで良いのではなく、自分の終わりのない欲望みたいな気持ちを出してうまくなる事にはもっと貪欲でやるべきだと思います。

途中にはテニスボールを扱ってもらったり、二人組で頭を使うメニューなどをやりこんでいきました。テニスボールのリフティングも上達したけど集中力みたいなものが足りなく、しんどくなってきたら自分の世界に入ってしまう事も大きな課題と言えます。

最後はチーム戦でのリフティングをしてもらいました!

途中注意を少しやりましたが、良くない空気の原因は『誰かが誰かのせいにしている』からです。口に出さなくても雰囲気が出ているので分かります・・・。それを注意出来ない周りもそうですがチーム全体の課題になってきます。

終盤は良い声、雰囲気にはなりましたが、序盤から出来るように一人一人が前向きな姿勢で、前向きな声を掛けたりしてほしいと願う。

サッカーを通じて何をしていくのか?何が出来るようになると良いのか?その目的がどんな時でもズレないようにしてほしい。調子の良い時や自分勝手にだけがんばる事のないように、毎日、毎回、時間を大切にがんばっていきましょう!!