毎日という価値がなかなか見出せない者
コツコツやる事の意味を理解出来ない者
意思が伝えられない者
人の意見(話)を聞けない者
会話が出来ない者
チャレンジが出来ない者
自分を理解していない者
向上心のない者
目、心の視野が狭い者
伸びない選手の条件です。
こういう選手がやっぱりまだまだいます。いるから書きます。なくしたいから書きます。
でも、当の本人は自覚が全くありません。いつまでも横着で、手抜きをしながら最後の自分の切り札は、
『どうせ俺なんか・・・』
です。
自分が何をしにグランドに来ているのか?
を分かっている子と分かっていない子では時間の価値も違います。
ただの2時間と有意義な2時間。
今日体験に来てくれていた小学生とも話をしましたが、やっぱりみんなはまだ目的がズレているような気がする。うまくなりたいのは誰?うまくなるって何?それが理解出来ずに、『行けば何かが変わるかも』って期待で行動をする。それでは変わらない。変わらない人間の典型的な思考。
自分次第という意味をまだ分かっていない子がいる。集団に埋もれ、自分の特性を出せない事自体が『埋もれている危険な状態』である事に危機感を持てない。むしろその方が楽で安心だからそちらのほうが良い、正しいとさえ思っているはず。
方や一生懸命向き合って悩んでいる子がいる。上達しようとがんばっている子がいる。
だからこそ応援をするし、アドバイスもする。そんな前向きな選手の横で、平気でやらない選手がいる。『どうせ俺なんか・・・』を盾にして。
やらない自分の事を棚に上げて勝手に落ち込んだり一人の世界へ入る。
自分が本気でぶつかっても変えられるかどうか?は分からない。20人以上が前を向き始めた。それは肌で感じる。でも、数人は目的からズレているから人を傷つけても、困らせても多分平気な顔が出来てしまう状態。自分も、周りも見えていないからそれが出来てしまうという大きな課題。
話をしようと歩み寄っても論点が噛み合わない。意思がないから、一生懸命にコーチの答えを探そうとするから。
その状態の選手達がこの『2時間』を『このグランド』で『みんなと一緒』に『ボールを触っても』結果何も残っていないはず。
がんばった。しんどかった。楽しかった。面白くなかった。痛かった。まぁまぁやった。
なんて感想が出てくる子。時間も、場所も、環境も、全く関係のない感想。一人でだって出来るような事に勝手に一喜一憂している状態。
さて、どうするか???
とは言っても、どうして自分がサッカーをやっている、ファルコでやっている事の意味も答えられないような選手にこちらが何かを与える、教える、伝える、という事自体がそもそも不可能だと言いたい。対策とか、やり方云々よりも、何故ここでやっているのか?サッカーをやっているのか?を明確にさせないといけないと感じる。年に何度も話をするが、結局『その場凌ぎ』をされているのだろう。
うまくなりたいです!
簡単に言えるよね??
そしたら『その為だったら何だってやります!』って覚悟はあるかい?
これは出来るからやる。面白いからやる。これはやらない。苦手だから。
なんて自分の中で勝手に分けてない??
うまくなるって我慢して、苦労して、コツコツ努力をした先にあるものだって知ってた?
それぐらいは分かった上でボールを触らないと何一つ自分のものにはならないよ。言われた事をやるだけじゃなく、技を増やす事じゃなく、『自分の思い通りに扱う』事。それが目的!!
分かるかな???
早く分かってください。コーチがうまくなってほしいんじゃなくて、みんながうまくなりたいって気持ちが先にないといつまでも進めないよ。甘い環境からそろそろ抜け出してください!