今日はナイター練習を行いました!!
夜は気温も下がってきて昼間の気温とは随分差が出てきます。体調管理も難しい時期ではありますが、楽しい春休みにする為にも健康は一番大事なのでみんなで気を付けてがんばりましょう!!今日は全員参加に加えて体験の小学生が来てくれました。
今のファルコにとってこうした新鮮な空気をもらえる事は本当にありがたい事です。自分達だけでは気付かない事をこうした外部の存在のおかげで気付ける事が多くあるものです。体験に来てくれるという事の意味をみんなが逆の立場で考えられるか?です。
最後に話をしたのですが、まだまだファルコの中にも『埋もれて安心している人間』がいます。みんなの、集団の中にいて『誰かがやってくれるだろう・・・』って気持ちと期待で、自分がやらない。そういう選択肢を持つ人間が成長しますか???
出来ませんよ。
スタメンは最近色々試せています。でも、それは『個人の武器をチームの為に出せる選手』を基準にしています。そして、その基準に満たないにしても『何かを変えようとしている子』にはスタメンでなくても試合のチャンスを与える。それこそが平等。
人の後ろに隠れ、紛れているだけでごまかしている子にチャンスはありません。
それを気付かせてくれるのがこういう初対面の子なんだという事です。『いきなり』だから全てが見える。繰り返しやっている事なら必然的に準備が出来る。でも、いきなりだから対応力が見えるし分かる。
今日も練習中には何回か確認をしたけど、『同じメンバーとしかしゃべっていない』子が試合でコミュニケーションが取れる?特定の子としかしゃべっていない事を『今日はしゃべりました』の部類に入れる?この『甘い判定』こそがみんなの弱さであると改めて感じる。
出来る事は出来るようになってきたし、それが増えたのも事実。でも、出来ていた事が疎かになっていく所もある。新鮮な気持ちの時にはやれていた事が慣れるとやらない。出来ないじゃなくやらない。ここの違いが大きい。
それでも、随分教えるのは上手になったよな〜。。。って思う。
言葉選び、雰囲気作り・・・などなど。
そういううまくなったと思える子を観察していると大きな共通点がありました。。
それは・・・・
『うまくいかない時期が多かった子』
です。やっぱり自分の心を使って本気で悩んだりした人間は他人に優しくなれるんだと実感。心を痛めた事がない、少ない人間は相手の痛みも分からないって事。いわゆる『空気の読めない子』だ。そういう子が育っている、多い時代なのは自分の事で傷ついたり、本気で悩んだりした事がないからだと思う。だからこそ、このファルコで確かな成長をしていると感じるし、みんなが乗り越えて強くなっている事が分かる。
誰も楽ばかりして、笑顔ばかりで成長していける訳じゃないって事です。
体験に来てくれた小学生達にも、みんなは『遠慮する』のではなく、『大事な事を伝える』役割をしないといけない。
空気が読めないとまではいかないけど、小学生だから・・・って手抜きしてあげる子は一番成長しない。相手にも、自分にもメリットがない事をやっているから。手抜きなどせずに必要な事、大事な事を教えてあげる事が一番大事な事を分かっている子と分かっていない子がいる。
それでも、ファルコは前を向いてがんばっている。練習の中での工夫、人の入れ替わり、出来るだけ多くの関わりを持つ工夫は出てきている。目的をみんなで整理する力が持てればある程度は任せられるようにはなってきた。進歩は見えるが、課題のほうが多いのは育成年代の当たり前に出てくるもの。
そこは割り切っていきたいと思う!
まだまだ『何が相手にとって一番嫌か?』『仲間にとって一番良いか?』という所まで考える余裕がない子が多いかな?!
目先に追われ、先を見据える力も、前に準備しておく力も弱い。ないとは言わないけど、弱い。
でも、弱いからこそ強くなれる。
出来る事を疎かにしない事と、『誰でも出来る事を自分がやります!』になればきっと強くなれる。
埋もれるのはやめよう!集団の中で自分を出せるように自分の出来る事を精一杯やっていこう!!