大会に参加が出来る事。
大会を経験出来る事。
相手が真剣にぶつかってくれる事。
試合が出来る事。
有意義な経験をさせてもらっているはずが・・・。その場の経験のみで終えようとする選手達。
そうですね・・・実感湧きませんよね?3年生になって間もないこの時期に3年生としてのがんばりを、なんて言われても。
でも、3年生だからがんばれって言ってるのではないのですよ。
『一回しかない一生の、この時間をもっと大事にしなさい』と言ってるのです。
人間は弱い空気にすぐに流されます。
ミーティング用紙にも書いている君達の敵は『弱い自分の心』にある。
今日だってそう。1年生だから???やらなくてもいい???そんな訳がない。
やらなかったから苦労している今を知っている3年生が、2年生がどうしてそれを伝えてあげない?それこそが優しさでしょ?
『俺は今こうやって困っている。だから今のうちにやっておくんだよ!』
がどうして言えない?
『ドンマイ!いいよ、いいよ!!気にするな!』ってそれはただの相手の機嫌取りでしょ?
そうやって『優しい先輩票を獲得!!』って喜ぶのですか???
負けた時だけ悔しがるのがいかに『落ち込んでいるフリ』なのか?がよく分かる。
どうしてなのか?
行動に繋がらないからです。日曜日の試合。コーチに冷たく突き放された後、自分達だけで顔を合わせて何やら話をしていると思ったら・・・。何かが変わるのかな?って見ていたら・・・・。
何にも変わらないまま普通に今日を迎えました。練習前も、練習が開始しても何も変わらない。変えようとしない。
『なんだこれ???』
もう毎日の価値を忘れている。あるのが当たり前になっている。
3年生には何一つ覚悟がない。
サッカーをやる事も、そこで何かを残す事も、チームを変える事も、強くする事も、強くなる事も、何もかも。
ただ、日々を過ごす。
何かが『起きてくれる事に期待』をする。『何かが変わってくれる事に期待』をする。自分がやろう!自分にしか出来ない、ではない。
求める先は常に『周り』。
自分の可能性には求めない。
甘い先輩の態度のおかげで1年生が同じように甘い行動をする。それに対して注意どころか『別にいいよ』で済ます。優しい人を演じて自分が良い人だと思い込む。嫌われないように動いて周りの票を獲得する。そこにはなりたい自分も、理想の形もない。
何に対しても『これが俺なんだ!』ってものが出てこない。
出さない、出す努力をしないくせに先に出てくるのは『不平不満』だらけ。
面白くない?うまくいかない?誰のせい????
うまくなった?面白くなってきた?誰のおかげ???
全部全部、『自分』でしょ?
悪かった責任を取れ!ばかりを言ってるのではなく、良くなった事も君自身のおかげなんだよ。その手柄をコーチが取ろうなんて思ってもいないよ。周りにうまいと言われれば、それが自分のやってきた成果なんだよ。だから全部を受け止めろ!都合の良い事だけじゃなく、自分の身に起きる事全てを、だ。
必死にやれ!とかガムシャラになれ!とかそういう事ではなく、『日々を大切に生きなさい』って事。それしかない!がんばり方は人それぞれ。形にはめなくても良い。でも、がんばっている形が他人に評価されるまでやらないと価値はない。
言い訳を探している時間があれば良くなる為に動くしかない!!それしかない。それ以外ない。一人で分からないならば相談にも乗る。いくらでも話す。納得いくまで付き合う!
お互い覚悟を決めよう!後悔ではなく、良かったね、が言える仲間になろう!傷の舐め合いばかりしていてもお互いの足を引っ張るだけ。経験したからこそ言える言葉ってのがあるはず。大会に出て、プレッシャーの中でやったからこそしないといけない事があるだろう?何でもかんでも『ドンマイ!』は相手の可能性を腐らせる事に気付きなさい!
本当の仲間になっていく為に。覚悟を決めさない!!