天気予報は『雨』。
でも、活動終了まで降らずにもちました!日頃の行いでしょうかね(笑) 今日は朝からリーガ北播磨の大会だったので2,3年生で参加をしました。1年生はゴールデンウィークを満喫しながら心と体をリフレッシュしてほしいと思っています。
2,3年生達。毎日、毎回、誰かが、何かの、きっかけを得られるようになってきました。
自分が目指しているのはこういう時間。
全てがうまくいくなんて事はありえない中で、大切になってくるのは『うまくいかない時の時間の過ごし方』です。そこが人との価値の差が出る所。誰にでもある『良い事と悪い事』。その受け止め方、考え方、行動の仕方によって過去、現在は変えられないが未来だけは変えられる。その事をどうにか伝え続けたい。
君達には過ぎてきた『過去』よりも、これからの『未来』の時間のほうが長いという事を。
一緒に活動する時間をもらえている事に、コーチである自分は喜べているか?楽しめているか?自問しながら帯同させてもらった。
アップから空気を大切にしながらも、技術は手抜きさせないように心掛け、『試合・大会』という肩書きを越える成果を残したいと強く思っていました。説明が難しい部分ではあるのですが、子供達の内面の中に残るもの。結果という目に見えるものではなく、本当に良かったと言える、思える内面の成果を残させる事。
審判をしながら『中学生』という状況を把握させられた。どう考えてもファルコの選手達は間違いなく前向きにやろうとしてくれている。その場の雰囲気だけにイライラしたり、相手や審判を尊重出来ない奴などいない。もちろん自身との葛藤はある。でも、感情をただぶつける『その場だけの無意味な行動』はなくなっている。自分はこのメンバーを本当に尊敬出来る。
だから『一人の人間』として向き合える。合間の時間も、一人一人と出来るだけ話をさせてもらった。思っている事、考えている事、競争心を煽る事、前向きにさせる事、色々考えながら話が出来る。
みんなは気付いていないだろうけど、本当に空気は変わってきているよ。
一人一人が大人になろうとしている。
意味を考えようとしている。
思うだけでやれていない勇気のなさもある。未熟な所もたくさんある。
でも、『今』が先を見据えて考えられるようになってきた。鳥取での繋がり、考え方、空気をもらってなりたい自分について考える時間をもらっている。結果というものはチームの為にしなければいけない事と自分の武器との両方が不可欠になる。
だけど、今のみんなが、スタートの状態が『サッカーとは何?』という事さえハッキリ、明確になっていない段階のみんながゆっくりでも確実に分かろうとしているし、見えてきている。この地域の、このメンバーにしかない悩み。他と比べられるものではない。他に分かるものでもない。みんなの、みんなだけの悩み。それが理解出来るようになってきた。
結果が必要ない、と言ってるのではない。
結果は求めたらいい!でも、必然的な結果であるかどうか?だ。
自分が生み出したものかどうか?だ。
話せる機会と時間により、みんなの心の中身をちょっとだけでも見れる事で自分はコーチとして何かの力になりたいと思う。でも、それは『手を貸す』訳ではない。『手を添える』だけ。主導となって動くのは常に自分自身。
だからこそ『人のせい』にすれば相手主導にしか動けない自分になる。
ここから先のサッカー人生は間違いなく『自分の意思で作れる』って事を理解してほしい。楽しくしたいなら、厳しく鍛えたいなら、強くなりたいなら、仲間と協力したいなら、自分が思えばその通りになる。
そういう内面磨きを今、きちんとやれている事に胸を張ってほしい。
結果が出ないのは全部コーチの責任。
でも、結果以上の成長が毎回各自にあり、うまくいかない原因も毎回きちんと出ている事も事実。
『誰か』が悪いのではない。『自分の中の何か』が悪いと常に原因を探してほしい。人のせいにするより解決策は圧倒的に早く見つかる。
相手を変える努力より、自分が上達する努力のほうが絶対に変化は早い。
求めるよりも求められるようになろう!
今日、改めてその可能性を大きく実感出来た。みんなありがとう!!
このチームで、このメンバーだから一緒にがんばれる事をコーチ自身が誇りに思いたい。
迷わず進もう!内面磨きのプロになろう!
会場当番、対戦相手をしてくださった社中学校さん、小野中学校さん、ありがとうございました!