昨日のスタッフミーティングで、『言葉』について考えました。
そして、『抽象的』を『具体的に』していくように今後やっていこうという話からスタートしました。ファルコの一週間は火曜日から開始なので、週の始まりはこうした意識の統一をする事や先にどうやって向かっていくか?の話をするタイミングにも良い機会となります。
今日はさらに先の高校生になった二人が顔を出してくれた事もみんなにとっては良い刺激になったと思います。
自分のタイミングでそれぞれが悩んでいる事を痛感させられたこのゴールデンウィーク。大人の勝手な思い、こうだろうと思っているだけでは計り知れないものがあるんだと思いました。だからこそ大切なのは、『対話』であり一番理想なのは『コーチいいでしょうか。。。』って相談される人間性を持たないといけないって思うのです。それを選手から言わせていない自分はまだまだだと思うし、これだけでも自分が自分を磨く必要があるって事は分かります。
みんなに出来る事、可能性の大きさを広げてあげられるかどうか?が自分次第だと思う。
偉そうに聞こえるかも知れないけど、自分が知っている事を伝えれば『自分の思う通り』の形が最大限の形となる。それはこれまで何度もやってきてしまった。。。それでは本来持っている子供の可能性を潰してしまうからです。
だから今自分がやっている、目指しているものは『自分も知らない可能性を引き出す事』です。その為には自分が知らない事も、出来ない事も、経験させられる事が大事になる。『コーチも出来へんやん・・・』って思われると信頼を失うのではないか?とずっと余計な心配をしていました。だからこそ余計に、知っている事ばかりを教えようとしていたんだと思う。でも、今はそんな出来ない事なんてたくさんあるのが当たり前で、でもそれより大事なのは『それを補ってくれる仲間との繋がりがある事』なんだと知りました。
それがベゼルさんだったり、JFC..S鳥取さんだったりする訳です。
自分の知らない事を教えてくれる場所、を自分が与えられる事もコーチとしての能力の一つだと知りました。
子育ても同じだと思うのですが、育つ時って自分の目の前よりも他だったり、外である事のほうが多いような気がします。ただ、肝心な芯の部分は家庭で育てられているって事なんです。つまりは反対に、子供に未熟な部分があるとすればその原因にも家庭が大きく影響しているという事。良い時だけ家庭のおかげで、悪い部分は外のせい、なんて事はありえません。
つまりは自分がこのファルコで教えている子供達が学校でおかしな態度だったり、おかしな行動をしているのであればやっぱり普段の自分の関わりが悪いという事だし、それは100%受け止めます。
関わらせてもらっている事の責任はこれからもしっかりと感じながらやっていこうと思うし、だからこそ一番身近で関わられる保護者の方々の『成長過程の理解』も必要になってくると思っています。
今日もリフティング、ドリブルの時から『今』にしか目も頭も向いていない事を言いました。
『先でどうなりたいの?そのイメージに向かってやれているの?』
と確認をしました。目先の時間をただやり潰すだけの過ごし方は何でも『気合い』なんて言葉で越えようとするのと同じ。成長ではない。
自分で未来を作れるし、自分で環境も作れる。せっかく参加してくれた高校生二人にもその話をさせてもらいました。自分達の周りがどういった環境であれ、自分発信のものが本物になれば、その魅力に周りは集まってくるんだって事を伝えました。
今の彼等にはファルコにいる時には見えなかったものが見えているし、だからこそ伝わるものも出てくる。
参加してくれた二人からはみんなへの『課題への提案』もあった。
ありがたく受け止めよう!客観的だからこそ分かるものがある。
中にいると気づかないものを教えてくれる存在をどれだけ大事にしていけるか?成長している事も教えてくれるのはやっぱり周りなんだよね。
そう考えればエリート塾との時間も本当に大切!『教えてあげる場』ではなく『気付きをもらえる場』であるように、みんなも『今』に夢中になる前に、『なりたい自分』からの逆算をしての『今』という見方、考え方になるようにがんばりましょう!!