毎日が『貴重』だと思えます。
一喜一憂をしなくなった事により、いかに毎日という『当たり前』と思っていた日々に感謝出来るか?が自身のテーマとなり、それが本当に増えてきました。
毎日違う子供に出会いながら気付かされる日々・・・。こんな素敵な仕事なかなかありません。子供を変えるのではなく『自身が変わる』のです。もちろん今の思考であれば仕事が変わっても同じように考える事が出来ます。ですが、今あるべき姿に感謝出来る事をこれからも忘れずやっていきたいと思います。
朝からは大阪の関西大学で池上さんの授業を見学させていただき、終わった後には池上さんに色々質問させていただきました。子供の考えている事や見守り方など本当に細かい部分を教えてくださいました。一人では到底思いつかないような事ばかりでした。教えてもらえる環境がある事もありがたいし、その事でまた夜の西脇スクールでの関わりに随分余裕が生まれました。
今日は欠席連絡が多くて、もしかしたら『3人ぐらい?!』って思っていました。
それでも3人とのんびりやろうと思っていたのですが昨年がんばってくれていた萌恵ちゃんと弟のはるとくんが参加してくれた事と先週からの復活参加になった1年生の楓真くんなどが来てくれた事もあって結局8名でやれる事になりました♪
開始前には良い雰囲気でコーチという大人との距離感ではなく、友達のような雰囲気で入って来てくれたので、その感じを壊さないように続けたいと思いながらも、子供一人一人の空気に入っていける事を目標にやりました。午前の勉強した学びを現場で発揮出来てこそ『勉強してきました』の意味があるので、子供にも伝えているけど『頭で分かっているだけでは分かったうちに入らない』という事を身を持って証明しようと思いました。
そこで今日のスクールでは特に自身の声掛けによるその後の変化、声の掛ける時の言葉選びを注視してやるようにしました。
まずは最初にレベル6キャッチを行いましたが、ここでは8名中半分の4名が完全クリアをしてくれました♪
最初は奇数だったので、自分は翔太郎くんを担当したのですが本当にうまかったし今日も素足で最初から最後までがんばってくれました♪素足でもしっかりとクリア出来るのは本物だし、素足だからこそ分かる『微妙な感覚』を手に入れつつあるようです!安定した技術は必ず自分を助けてくれるし、大事にしてほしいですね!
そこからはまた『止め技・上げ技・発想』の3種類の課題に対して各自で取り組んでもらいました。今日成功したのは、最初は二人ずつぐらいのグループに分かれていたのですが、『ほら?あの子も同じ事に挑戦しているよ!一緒に教え合ってごらんよ!近くで見たり聞いたりしたほうが自分のものになりやすいよ』というような声を要所で掛けるようにしていると、自然と輪が大きくなっていきました♪
そしてお互いに刺激を与え、もらいながらやってくれていました。
今日だけでも多くの成功を経験した子が多かったし、その『成功の仕方』に意味が出てきました。
これまでは言い方は悪いけど『たまたま・まぐれ』という言葉で終わってしまうような事が多かったのですが、今日の場合は『成功する理由』を考えてもらったりしたのでかなり変化が出ました。子供にはよく伝える手段ですが、足でボールを止めたい時に『どうしたら良いですか?』と聞いてくるので、『そしたらまず手でキャッチしてみて?』と言うと、簡単そうにやってくれます。そこで、
『そしたら逆にどうして手なら出来るか教えて?』と言います。
なかなか答えられません・・・。
『だって・・・手やもん!』みたいな(笑)
でも、それって大事な事で、失敗を成功に繋げる為には失敗に意味を持たせないといけないのです。成功した時の意味も説明出来るようになれば何度でも成功させられるって事。日本人は失敗した時の『原因探し』のほうが多いと思うのですが、誰だって『成功した時のプラス思考の時に考える』ほうが良いに決まっているのです。そこで、簡単に手で出来る理由を言葉で表現、説明出来るようにみんなで考えてもらった結果・・・・
足でも、太ももでも、止まったのです!!原理は同じという意味を理解してくれました♪
一つの角度、一つの見方だけで判断をしない事。
『認める事と受け入れる事』
を新たに確認、学んだ今日、その成果をしっかりとスクールの場で出せました。最後のゲームでも、一人一人が本当に考えて、しかも『自分から』プレーをしてくれました。誰一人やらされた子はいなかったし、この雰囲気作りは大成功だったと言えます。
良い雰囲気の中だと自分から積極的に色々試そうとしてくれるし、何かを目標にしてくれます。それをどれだけ長い時間掛かろうとも・・・・
『子供自身にさせる事』
を大人が待てるか?です。手出し、口出し、を先回りしてやらない事!
子供からの質問も増えました。疑問を自分の頭で考え、自分の言葉で聞ける習慣。これも簡単そうでなかなか出来ないんです。それが今日のスクールでは各自がやろうとしてくれた事で、間違いなく『今日はこれが出来たんだよ。やろうとしたんだよ』ってものが残ったと思います。
こういう時間が『週に一回』ではなく『毎日』になれば素敵ですよね?
それを目指して、関わる子供がみんなそうなるようにがんばりたいと思います!