今日は一日本当に良い天気でしたね!
天気が良いと気持ちも高まるのですが子供達はどうでしょうか???
嫌いな教科があるから嫌かな?
うまくいかない事があるから嫌?
怪我をしたから嫌?
思い通りにいかないから嫌?
クラスが嫌?
先生が嫌?
誰かが嫌??
そんな事ありませんか?自分の日常が『誰かの、何かの』せいになっていませんか?
今、こうして聞いてしまうのは自分自身がようやく毎日を本当に楽しいと思えるようになっているからであり、その理由が考え方が整理出来るようになったからです。
最近『逆の発想』を持つようにします!
例えば『失敗をした時』に原因を探したりする事ってありますよね?でも、反対に『成功した時』は『よっしゃ!やった!』だけで終わっていませんか?
『どうしてうまくいったんだろうね?』を考える習慣。それも大切にしようかと思っているのです。失敗の指摘ばかりされると嫌なものです。だから成功した時の理由も分かるようにしてほしいのです。
そういう意味から今日の室内でのトレーニングでは最初から12人で手つなぎサッカーをやってもらいました♪
狙いは???
『隣を感じる事』です。
最近は一人に一個のボールでのトレーニングをよく行っています。
それはもちろん『個人技術を高める』みたいな言い方に近いもので自分で思うように扱う為です。おかげでみんなのベースもしっかりと高まってきています。今日は遊びで3分間のリフティングを落とさずにやろう、みたいな事を簡単にしてみたらほとんど落とさなくなりました。
いつの間にか、です。鳥取で『本気で遊ぶ』事を教えてもらってからでしょうね。いつしかみんなの遊びがサッカーになってきたのです。しなくちゃいけない事から『やりたい事』への変化は本当に大きいし、その成果は十分見えています。
ですが、ここ数日そこからもう一歩脱却したいのは『サッカーは一人では出来ない』という感覚。各自が一人一人でうまくなるのは応援するし、必要な事だと言っていますが『それだけ・それが全て』と思ってはほしくない。
サッカーとは繋がりがあり、その繋がりの多さによって相手の隙が生まれるスポーツでもあるのです。一人で全部を打開する事は不可能であり、一人の満足ではチームの勝利に繋がらないのです。
そこで今日のトレーニングでは『自分の技術を出しながら周りの状況を感じる』事をやってもらいたかったのです。
こういうテーマを自身で用意した際に『どうやってその設定を作り出すか?』がコーチの大きな役目。口で伝えるのではなく、設定から導き出す事。それが大切であり練習の価値だと言える。
最初の手繋ぎゲームからリフティング、ドリブル、ゲームまで全部『集団の中で行う』設定にする事で『観る・感じる・気付く』を取り入れながらやってもらいました。
みんながどこにテーマを思ったか?は分からないけど、ある程度出してほしい形にはなりました。伝えずになった事は自分の設定の成果でもあるけれど、毎回同じようにテーマを引き出せる自分でないといけないとは思います。
子供は常に一生懸命にやってくれている。だからこそ『目的』を持たせたい。
最後は各自ペースのランも入れました。
一人必ず3年生のリーダーを外して観てもらうようにしています。
戦っている者を見極める。自分達でメンバーを決めるという事の重大な責任。
ごまかしを見抜ける目を持てるかどうか?は『感じる力=感性』が大きいのです。
終わってから先日のサッカーノートの事への質問をしてくる子もいました。難しい、考えないと分からない返事をしているからです。前向きな子には考えさせる。それも自分の指導の形。ノートにも質問が増えてきたし、考える習慣は少しずつついてきている。
どんな自分になりたい?どんな選手になりたい?どんな大人になりたい?
『今』はその時の為の『貯金』の時間。何を貯めるか?何に時間を費やすか?です。
やらされて大きくなった子、手を借りまくって大きくなった子はきっと中身スッカラカンの苦労しか待っていないでしょう・・・。後で苦労するのか?今やっておくのか?
・・・いつ気付くか?ですね、どう考えても・・・。
一人一人を真剣に応援しています!!