今日は八千代スクール♪
毎日色々な子に関わらせてもらえるありがたみを感じますが、この八千代スクールの面々も本当に『変えごたえがある』という言い方はおかしいかも知れないのですが(笑)、めちゃくちゃ変わると思うのです。
ひどいとか下手とか、そういう事ではなく『とにかく慌てている、焦っている』という印象だからです。ゆっくりやればもっと色々出来るようになるのですが、どうしてもそれを急いでしまうという環境・・・。誰かの、何かのプレッシャーなのでしょうね。
ここからなんです!ここに向き合わせる事からのスタート!それさえ出来れば『対話』がスムーズに出来るのです。そして、対話が出来れば前へ進むスピードも自分で決められるようになってくるので、その変化をさせていきたいと思っています。
今日のスクール前の試合。
最近は、『真顔でプレーすると退場ね!』と言ってるので(笑)、笑顔が飛び交っています。
最初は真顔がダメ、ってルールから始めましたが今日なんかは言わなくても笑顔でやれています。そうすると、良いプレーが自然と出来るし、体も動く。『自然』な状態が一番良い力を発揮する事が分かるといいんですが、なかなか分かってくれません。がんばるほうが・・・力むほうが良い成果が残ると信じ込んでいる人がまだまだ多いと思うので、その感覚を変えていきたいです。
スクールはレベル6キャッチからのスタートですが、このスタートのメニューから最後のゲームのメニューまで同じで変化があるかどうか?は『対話』なのです。誰も、何も、お互いに聞かない。興味を持たない。一緒にやっているにも関わらず、です。だから自分の出来る事がすぐに限界になり、前へなかなか進まないという意味をいつ気付くか?なんですね。
同じ二人組を組んでいる時も、
『誘っている子』と『誘われている子』では違いは大きいのです。
どちらも大切なのですが、絶対に余らない人数の中で誘われるのは最低限あります。でも、自分から誘うというのは勇気がいる。それをやれている子とずっと待っている子。そして、ずっと同じ子しか誘えない子など、個々がもう一歩進む為の課題も毎回見えているのですが・・・見えているのはコーチだけ。
だから『見ようとする』ように促していく事、気付かせていく事、続けてやっていこうと思います。
うまくなりたいんです!という気持ちで誰かと組めばやっぱりうまくなる。
でもね、『この子だったら文句も、指摘も、アドバイスも、何も言われないから居心地がいい』
なんて感覚で組んでいるうちは絶対上達しませんよ。
まだまだうまくなるという事すら考えていない子は多いです。
なかなか一週間のうちのこの時間だけで感覚を変えるのは容易ではありません。それでも本当に『ちょっとした何か』を変えている子、変えようとする子も中にはいて、そういう子がいるから面白いし前向きにやれます。
物を大事にする事すら出来ない人間が人を大切には出来ないし、そうなればうまくなる協力ももらえないという事です。この当たり前の流れも知らなければなりません。スクールに必要なチケットや用紙をすぐに忘れる。持ってきたボールをすぐに忘れて帰る。そういう『忘れやすい習慣』もそれだけ日常の中で『与えられてばかりで考えていないから』起きるという事を我々大人は知らないといけないのです。
忘れないように、って口うるさく言っていませんか?
それが子供が忘れる原因なのです。
どうしてだったんだろうね?何が原因かな?次はどうしようか?
そういった話を毎回やれるかどうか?なんです。
言ったぐらいで全てが出来る程人間は完璧ではありませんから。
忘れ物が多い家庭は、親が口うるさく言ってしまうという原因がとにかく多いのです。子供に忘れ物をしてほしくない、って気持ち以上に『私自身が恥ずかしいから』と思う気持ちが勝つのでしょうね。。。それはコーチをやっていても同じで、『もっとこうしろ!!』みたいに押し付けるのはやっぱり子供以上に自分が負けたくないと思っているから。つまり『自分の為』に言ってしまうから相手が変わらないのです。
相手の為だと思うならばせめて『私はこう思うんだけどあなたはどうかな?』という事で聞けるようになると変わります。
という事で、八千代スクールのメンバーがやるべき大事な事とは、『自分の考えを人と交わらせる』事です。これが本当に大事!そうすれば自分が思ううまい形にも近づいていくと約束します!
ボールを足で扱うという事がどれだけ難しく、どうすれば出来るようになるのか?をよく考えればやるべき事は決まってくるのです。焦らずに、今大事な事から身に付けていきましょうね!!!