君じゃなくても出来るならやっても同じ
そう思うここ数日。
個性やカラー、やりたい事ってあるけれど要は『僕にしか出来ない事』だと自分が思えているかどうか?なんだよ。やりたい事であったとしても、誰でも出来る事ならば武器としては評価されないのです。人とは違う事。それを自覚する事が大事!
似ているようで真似出来ない事が人には絶対にある。サッカー一つにしても、真似したくても絶対に出来ない事だらけ。自分だって子供のプレー、子供の技で出来ない事がたくさんある。でも逆に言うと、みんなが出来ない自分だけの事だってある。それは選手として、コーチとして、人としても言える事。それがあるかないか?が人の価値なんだと思う。
今日は朝から最高の天気の中でトレーニングマッチを行いました!
旭丘中さんが来てくださったので、自分達のグランドでやれる事が出来ました。
でもね、準備どうでしたか?
人の後ろばかりくっついて自分だけの仕事をやれない子。『○○してもいいですか?』っていちいち質問してくる子。まだまだいっぱいいますよ。
アップどうでしたか?
リーダーに、誰かに言われないと自分で体や気持ちも作れないのですか?
誰の為にやってるんですか??
相変わらず緩いな〜。。。って事を背中に感じながらキーパーのアップを手伝いました。
試合はA戦を2試合とB戦を2試合。
スタメンに選んでもらったメンバーは仲間の思いを背負っていません。自分勝手、自分都合、『こだわり』と思っている『無知』。今週言い続けてきた事がそのまま出ました。
知らない選択肢の中でやっている事はこだわりなんて言葉ではなく無知なだけなんだという現実。仲間のタイミングを全く感じられない低い感度。都合の良い所だけは仲間に期待をする態度。全てが最悪の前半。
そら、うまくもいきませんよ。何かの良さがあって、そこを仲間に認めてもらってスタメンを勝ち取ったにも関わらず自分のやりたい事に固執し、仲間への恩返しという考え方は一切ないメンバー。辛うじてあったのはスタメン11人の中の3人だけ。他は自信を飛び越えた慢心だらけ。
いつもはBチームみたいな扱いをされていたメンバーが大半に後半に出場してから一気に水が流れ出したかのように、攻撃に流れが出てきたし、シュートを打つメンバーが誰も打たされていない状態でした。
お互いを気遣う気持ちがそのままプレーに反映されていたからボールの流れがとてもシンプルで丁寧だった。それだけの事。
でも、『それだけの事』に気付かない前半のメンバーは相手がどうであれ、仲間がどうであれいつもいつも同じ事しか出来ない。その選択肢の少なさが問題だし、それがないから一喜一憂して『今日はダメだった』『今日は良かった』なんてその場だけの事で喜んだり落ち込んだりするんです。積み重ねてきたものは何なのか?どうすべきなのか?自分には何があって、何を評価されているのか?チームの為にしないといけない事は何なのか?を分かっていると思っていましたが・・・・まだまだなんだと教えられました。
B戦のメンバーの中にもまだ自主的という言葉には遠い選手がいましたが、中には数名目の色を変えてやろうとする『がんばり屋さん』も出てきています。不器用で、技術も足りないと自覚しているならば、やるしかないですよね?人より走って、人より粘って、人より根気強くやるしかないですよね?なのに、落ち込んだり、負けをあっさり認めて努力すらしないメンバーはグランドに来ても無意味。
下を向いている人間に照らされる灯りなんてない。
自分で顔も上げられない人間がチームを救う事なんて出来るはずがない。毎日チャンスがありながら、変われる時間がありながら、やらない言い訳をしているのは自分。出来ない言い訳をしているのも自分。
でもね、うまくなれるのも自分しかないんだよ。人から与えてもらうもんじゃないんだよ。
うまくいかなかったという日を自分のチャンスと考えられるか?だね。前を向いてがんばっている人間は世の中にたくさんいるんだよ。やりたくないならやらなくてもいい。
逃げる事しか頭に浮かばない人間はすでに競争から負けているんだよ。
一度うまくいかないぐらいで簡単に落ち込むような考え方じゃどこで何しても同じ。
君は本当にサッカー好きなの????
各自の本音が試されている時!!