良い天気、良い気候でトレーニングが出来ました。こんな良いグランドがある事、照明がある事、送迎してくださる事、そしてコーチが出来る事を心からうれしく思います。

まだテスト休みのメンバーがいるので全員が揃いません。でも、毎回大切な事を一人一人に伝えていく事で、この日に何かのきっかけを得る子もいる。。。そう信じて自分はやり続けていきたいと思います。

子供達はコーチである私の事は信じてくれているのですが、一番大事な自分自身の事を信じていません。その自信を奪っているのが私なのかも知れません・・・。でも、私が自信を付けさそうと安く褒めてしまうとその子を絶対にダメにしてしまう事を分かっているのです。だから厳しく言ってるとか、正反対をやっている訳でもありません。あくまでも『気付いてほしいから言わない』という事を分かってほしいのです。

自分を変えるのは自分。
自分を信じるのも自分。
仲間を助けるのも自分。
がんばるのも、
粘るのも、
踏ん張るのも、
やってみるのも、
成功するのも、
失敗するのも、
やめるのも、
逃げるのも、
言い訳をするのも、

自分。

今日は久しぶりの全体の前で得意技を披露するような時間を設定しました。

みんなの前だと、①自分を出せる②出してみたいとチャレンジする③恥ずかしいからやめておく④自信がないからやらない

の4通りになります。①、②は変化が出ますが、③、④はどうしても『お客さん』になりがちです。何か一つでもいいからやってみる、みんなの前で失敗出来る勇気もコーチは尊重したいし、みんなも経験の中できっと大切なものになるだろうから、弱い自分を変えてほしいですね。

特に④になると全てが受け身になってしまいます。教えてもらう時間にしても『教えてもらう』になってしまい、『学ぶ・獲得する』にはなかなかなりません。自分で、人前でも平気で失敗出来るようになってくると、出来ない事を理解し、それについて質問出来るから出来るようになる可能性は高いです。みんながそういう考え方を持てるようにしていきたいですね。

誰が?誰に?何を?聞けるか?です!

自分で気付いて、自分で聞いた事は忘れません。格好だけつけたり、形だけ整えて質問だけをする人間になっても残りません。学校でも、自分の周りにもそういう子は必ずいました。大人の点数稼ぎに発表をしている子、言う事だけを聞いている子、それを良い生徒だと扱う先生がいる事も事実でしたが・・・・。

子供が育つ、子供が成長するという事は『失敗を重ねて』する事だし、自分の心を痛める経験っていると思うのです。恥ずかしいとかも含めて経験するから他人の気持ちが分かるとか関係性が取れるんだろうし。

サッカーノートでも多くの子が書いている『関係が取れませんでした』という言葉に自分はいつも疑問を感じます・・・。

『取れない?』と。。。

子供は多くの事に対して、

『やらない=出来ない』を一緒にしている気がします。

やらない事と出来ない事は全く違うし、やらないで終わってしまうのと、やって出来なかったという終わり方では『次』が変わります。その場の結果だけを見れば両方『出来なかった』だけど、『やらない』終わり方は次も出来ない。でも、やってみて出来なかった終わり方は何かに気付くから次が出来る可能性が高まるという事。

関係性というのは『キャッチボール』です!

一方的は関係性とは言いません。

つまり、『言うだけ』『聞くだけ』は関係性が取れているとは言いません。

今日の練習中にも、途中で確認をしましたよね。

『自発的な声掛け出来ているかな?』という質問に多くの子が出来ていないと挙手。

まず自分からやろうとしなければ相手も変わりません。周りも変わりません。

環境に愚痴を言ってる人間は基本的に『自分自身は変わろうとしない人』です。

まず自分!!
まずやってみる!

ですよ。そこから関係は生まれる。相手からもらうばかりは関係ではありません。

練習の、メニューの中身を作る為には一人一人が目的を考えて、頭で整理し、意見をぶつけ合う事にあります。ずっと誰かが言ってる言葉を聞いているだけでは練習をしたとは言えません。『こなした』です。

こなした人間は要領の良さしか覚えません。注意されない、怒られない、為に。

そうなっている子・・・ファルコの中にはまだ半分ぐらいいますよ。

誰だと思いますか?

君じゃないですか?

気付けば変われるんだよ!

自分で気付けばストレスがない努力が出来るんですよ。

言われて『クソ〜〜〜』っていつもやるんですか?

そのやり方はあまり効果的ではありませんよ。

だからこそ、気付きましょうね!!