今日は八千代スクールの日でした!!

日中は冷たい雨が降り続く一日でしたが、10月に入ってまた室内での活動が可能になったので今日もみんなで積み重ねをしていきたいと思いました。

雨でも出来る場所がある事の大切さやありがたさを実感していきたいし、こうして一緒にやれる喜びも感じながらやっていきたいと思う。

子供達は集まったメンバーからゲームを始めていくのですが、その様子を観察しながら今日の昼間の活動を思い出しこちらが観る『あの子元気ないな・・・』の子が『今日だけ』である可能性もある事を自分に言い聞かせて『やりなさい!』じゃなく『大丈夫?』という事だけを聞くようにしました。その子も大丈夫です!と言ってからは様子が少し変わったと思うし、毎回を無理に同じテンションにしようと思い過ぎないようにしたいと思います。

雨に打たれた昼間の事もあって、体がなかなか冷え切っていたコーチもあまりに寒かったので、一緒に混ぜてもらいました!!

その中で今日対戦したのは、『一颯くんとの喜び合戦』です(笑) 一颯くんとは相手チームだったのですが、仲間のゴールにものすごく良い声で喜んでいた一颯くんの姿がとても良かったし、それをもっと引き出したいと思ったので相手チームに入った自分も味方の得点に大喜びをして『よっしゃ〜!!めちゃくちゃうれしいぜ〜〜〜!!』ってはしゃいでいきました♪すると、その様子を観て、さらに声を張り上げてきた一颯くん!!そこから2人の熱い戦いが始まりました。自分も声を上げて仲間を元気にさせる狙いと、一颯くんとの勝負と、自分自身の体を芯から温めるという『一石三鳥』の良さがありました!

そこからはみんなでお互いの顔を見ながら、様子を見ながら一緒にボールコントロール!!

自分から『観る・聞く・感じる・動く』事をやっていくように伝えています。ただ、その言葉の裏には『しなくてもいいんだよ』という選択肢を残しています。しないといけない・・・じゃなく、『やったほうが良い』という感覚。これを大事にしたいと思う。

子供の中の行動一つ一つにどれだけの選択肢があるか?というのはとても大事です。何かをやる、やらない、違う事をやる、同時にやってみる、みたいな事。もちろん何をやるに対しても、『極める』という目線から見てしまうと一つの事を意地でも貫きなさい、みたいな感じを大人が見てしまいがちですが・・・。この地域で関われる利点と言うか、もちろん高みを目指している人間にはそれだけのものを与えていくようにしないといけないけれど、そうじゃない場合にはもっともっと多くの選択肢を持たせた中から選べる状態にしていきたいと思います。

ボールコントロールをやった後は3人組でのボールの取り合い、試し合い。

得点が入る条件だけ話をした後は彼等にお任せしました。真面目(っぽく)やるのも一つ。ダラダラやるのも一つ。楽しみながらも、がんばりながらも。色々な感情が見えました。それを出してもらいながら、『どれが一番自分にとって上手になるでしょうか?考えながら自分なりにやってみて!』という事だけ伝えて、『こうしなさい!』は言いません。

狙いのある子はどんどん面白いプレーが出せるようになっているし、奪う事をがんばりたい子も見えるし、勝ちたい子も見える。様々だからこそ学びが生まれると思うし大切にしたい!みんな一つにするのは無理があるし、する必要もないと思う。

『合わせられる』事も出来るけど『自分がある』ほうが先。どっちも必要になるのは大きくなっていけば分かる事だけど、今は自分というものをしっかりと持ってほしいです。

最後のゲームをやる前には改めて1人1人に、

『今日のゲームでは何をやってみたい??』とインタビュー♪

『ドリブルがしたい!抜きたい!!』
『奪いたい!!』
『パスをつなぎたい!』
『股抜きをしたい!』

色々出てきました。それでいいと思うし、それが楽しさの選択肢なんだと思います。これからも個々がそうやって考えて何かを試していけるという風にやっていきたいと思います!!