今日は2年生それぞれの気持ちを話してくれました。

現状の思い、これからやるべき事。

もちろん『口だけ』は信用しません。何度もそれに誤魔化されてきましたから・・・。

ただ、がんばる為のチャンスは与えます。

その言葉が本物かどうか?本物になるまで、付き合います!!そういう覚悟を持ってコーチもグランドに行ってる訳ですから、薄っぺらい気持ち、覚悟はすぐにボロが出ます。。。

『やってるつもりなんです・・・』って言い訳はもういりません。

本気でやってくれ!!それだけ!

がんばるとか、努力とか、必死とか、そんな言葉で度合いを決めるのではなく『伝わる熱』を出してくれ!!って事。

好きでやってるんでしょ?サッカー。

その好きでやりたい事でも『やらせてもらっている』事を忘れるな!

自分の勝手でやる気出したり、なくしたり、なんて半端な気持ちでやってるんじゃないよ!自分だけの時間で勝手に出来る事ならすれば良いが、この『やる為の時間』には多くの人の力が関わっているという事を自覚しなさい!

そうすればもうちょっとマシな姿勢が出てくると思うよ。

コーチの為なんかじゃない。もちろん親の為でもない。

『自分自身の為』って意味を間違えるな!って事。

今の君達がやるべき事は、『今の自分を高める事に全力を注ぐ事』なんだよ。

なのに、『これが出来ないと恥ずかしい・失敗したら恥ずかしい・間違っていたら恥ずかかしい』ばかり・・・。

恥ずかしい??うまくなりたい気持ちが???

そこが堂々と出来ない選手が強くなれるはずがない。小手先のうまさをいくら手に入れてもずっと続ける、状況が悪い時でもがんばる、仲間を助ける、なんて力は全て『熱意』なんだよ。どれだけ思い続けられるか?の思いの強さ・・・『熱意』だよ。

今日は全体を観るつもりでいたのですが、2年生を信じて任せてみた。

自分はキーパーと本気で向き合い、一緒に改善していこうと決めている。うまくないけど、一緒にうまくなりたいと思っている。それでも全体を見捨てているのではなく、『背中』で熱意を感じながらやっている。

・・・・本気???

残念ながら伝わってこないよ。みんなの1対1。

だから、最後のゲームでも目の前に、1対1で負けても平気なんだよ。周りも『ドンマイ♪』って空気で終わり。見ているコーチは全く納得もいかない。

これが試合なら??きっと親も同じ気持ちになると思う。

あなた達は普段何をやっているの???

って言われるよ、きっと。

言われても仕方がない。だって『馴れ合い』を卒業しないと始まらない。

『俺がやります!!』『俺だけでもやります!』が出てこないと変わらないと思う。

『あ、あいつがやるなら・・・』ってずっとお尻を追いかけている順番待ちでは変わらない。

今日、数名だけ『もうすぐ変われる』と思えた子もいたのは収穫。自分の出来ていない事も理解し、認めた上で、やるべき事を整理されていたからだ。こういう子は絶対変われる。大人の気に入るような言葉を並べ、優等生ぶった言葉なんて全く信用出来ない。自分の状態を理解出来ていない子に明日の変化もありえない。

この現状の理解こそが一番大切で、一番難しいのかも知れない。振り返って自分が変われた原因もそこが根本だと思うから。余計な見栄とかプライドが邪魔してなかなか出来ない男というバカな特性の一つ。それでも本気でやりたいならばそんな見栄やプライドを捨てないといけない時がある。それを出来た人間が表情を変え、雰囲気を変え、人間性を変えていくのだと思う。

今日から本気でがんばります!的な事を述べた2年生諸君!!『本気』と言う前に『何が本気なのか?そうじゃないのか?』からもっと理解すべきだ。本気でないとグランドに立つ意味と価値がない事にそろそろ気付いてほしい頃です。

熱意の多さ・・・・『熱量』って大事ですよね!