今日は八千代スクールの日でした!!
今日は一人見学に来てくれました♪中区からの参加だったのですが、動機は先日行われた『JAみのり杯』での敗戦が悔しかったようでサッカーがうまくなりたいと思ったそうです!でもとても緊張していて、今日は一緒にやっても良かったのだけど見学だけで・・・という葛藤をしていたようです。お母さんと一緒に来てくれたのですが、改めて『大人の距離感』が大切だと思いました。それは、子供の気持ちより先に大人の意見が勝ってしまうからです。子供が色々な感情の中で葛藤しているのですがどうしても助けたい気持ちが『先回り』をしてしまい、子供の意見ではなくなってしまう、という事が実はよく起きます。一生懸命が故に起きる事なのですが指導の現場でもよく起きる事なので、人のふり見て我がふり直せという言葉があるように自分も気を付けないとって思わせてくれる時間となりました。
結局、スクール前のゲームには勇気を持って入ってくれたのですがそこからスクールの時間は見学という形になりました!全然焦るつもりもないし、必要もないので気が向けばまた来てくれたらいいなって思います!
今日もスクールは『ボールを自分のものにする!』という事を目指してやっていきました!
『扱う』という表現がみんなの中でどういうイメージなのか?わかりませんが、『思う通りに動かす』って事です。自分が意思を持って動かせるという事が大切なのです!この反対の言葉が『追いかける』になります。遠くに飛んでいくボール・・・それを追いかける子供の姿を練習していると多く見られる事ありませんか?だったら、尚更『扱う事』を最優先させてやるべきだと思います。低学年とか年齢関係なく、サッカーをやります!習います!=ボールを扱う事から始めないといけないのではないかと最近ヒシヒシと感じます。
だからこそ今ゆっくりでもいいから『意味を考えてやれるように』という設定にこだわっています。意味を考えなくても出来る、じゃなくてやっていると意味がそこにある、みたいな感覚。それを作りたいと思います。
5年生は非常に意識が変化してきていると思います。
上手にやるという事の意味をだいぶ理解してきているような感じです!思うように出来るという楽しさや試合を通してそういう経験をしているのかも知れません。スクールでは試合をやれないのでみんなが試合をしている姿を観る事はありませんが経験から人は変化する事もたくさんあると思います。
2年生の二人もボール感覚が非常に高くなってきています。実感はないだろうけど、ボールを大切にする習慣がついてきているのです。だからレベル9キャッチだけじゃなく、リフティングをやっても、ドリブルをやっても、足元からボールが離れる時間が確実に減っているという事が出ています。ここに本人が実感出来る時が来ればさらに大きな飛躍をすると思います!(その楽しみの為にこちらからは敢えて言いません)
体が動く通りにボールも一緒に動ける事!
そう考えればボールを扱うよりも先に本当に細かく言えば『自分の体を思う通りに動かせるようにする』ほうが先なんだとは思います。そういう時間も自分がもっともっと指導について勉強を重ねたらいつかやっていくんだろうな〜って思っている一つです。
だからボールを扱うのがうまくなっても、体が動かない、自分の体にブレーキがかかる、みたいな事が起きるのも原因にはあると思っているのでそれが少しでもマシになるように、思えるように今はボールをたくさん触りながら、違う動きを入れながら動かせる習慣を変えるようにしていきたいと思います。焦らずにやっていると本当に子供達の変化は早くなってきたと思えるし、自分自身の余裕をまず大切にしていきたいと思います!
ボールを自分で上げてリフティングをする事もやってもらいましたが、ここでもイメージが増えてきました!
以前までのみんなだと決まった事しか出来ない、やらない、という感じだったのが今では自分のイメージを持てるようになり、表現出来る事が増えてきています。こういう事が増えると自分一人で遊ぶ、ボールを蹴っている時間にも多くの変化が出てくると思います。アイデアを表現していくトレーニングをしていくとチャレンジが増えるし、成長が早くなります。チャレンジの数が成長の速度に比例する事は自分も経験してきて分かっている事なので、子供達にもどんどんとそれをやってもらいたいと思います。
その為の雰囲気、空気作りをこれからも自分なりにこだわってやっていきたいと思います!