今日は各学校の終業式でしたね!学期の終わりと言えば『通知表』が返ってきます。
みんなを評価された形が数値となって出てくるものですが、そんな話を八千代スクールメンバーと少しやりました。自分への評価がどうだったのか?ではなく、自分でその評価をどう受け止めるか?の話。何が良かったのか?何が良くなかったのか?分かっている事に意味があると思います。
そう決められたから・・・で済ますのではなく、意味を理解してほしいと願います。そして、その評価に一喜一憂するのではなく、自分自身の一学期からの成果や反省をしっかりとしてもらいたいと思います。そして別の考え方ですが、コーチもこういう時期になると『子供からのコーチへの評価』もどう思っているのか?を考えます。自分がいくら子供の為に!と思っていたとしても受ける子供にそれが伝わっていなければ意味がないので、自分がまず子供にとって大切な存在にならないといけないって思います。
今日もしっかりとボールと遊んでもらいました!!
一学期に比べて自分の思った通りに表現出来る子が増えてきていますね♪自分がやりたいと思う形、やってみたい事、真似、など表現がたくさん出来るようになっています。反対にうまく出来ない事もたくさんあると思うのですが、その時も『どうしてなのか?』が考えられるようになっています!これからもそういう一つ一つ考えて成功も、失敗も意味を残せるようにしてほしいと思います!
スクール前のゲームを拝見していると、他のスクールでは『自分の良さ』が出せているのですが、まだこの八千代スクールでは表現をする事に対する遠慮が見受けられます。
うまくなりたいのは誰?
って事を冷静に考えれば遠慮は誰の得にもなりませんよ!自分のやりたい事をまずはしっかりと表現出来る事から始めてほしい。相手に合わせる、周りに合わせる、って言葉は綺麗だし悪い事とは思いませんが、その行動が『自分という存在を隠して』までやるのは違うと思います。この年代は特にどれだけの成長を自分が出来るか?にチャレンジするだけで良い時だと思っているし、その為に自分という存在を犠牲にするとかって考え方はおかしくなってしまう・・・。自分が主役!そこからスタート!!
自分を大事に出来ない人間が仲間を大事になんてもっと出来ない。周りに合わせているつもりが、周りのせいに、責任を押し付けているだけ、って事がよくあるんです。周りに合わせるにしても『僕が良いと思ってそうしています!』がきちんと言えるぐらいの意思をみんなが持つ事を願います。
ただ、うまくなろうとする気持ちは各自なりにしっかりとコーチには伝わってきています!
遠慮はしているのがもったいないと思うけど、少しずつ出ている部分も感じています。コーチの周りでどうにか成功させようとしている『暑苦しいアピール』もコーチにとっては自分自身の雰囲気が良くなっているのかな?と思える良い基準になります(笑)
見て見て〜〜って気持ちは本当に大事!見せられる自信。見せられる勇気。それが自分へのプレッシャーを掛けられる唯一の条件だと思っています。ボールと自分の関係はすごく大事だけど、試合を考えれば相手が必ず存在してきます。自分のやりたい事を封じられる事もたくさんありますが、逆に仲間のおかげで引き出される事もある。プレッシャーが掛かる状況を自分で作れるって大事だし、『安心』は最大の敵だと思って練習をしてほしいのです!『これぐらいでいいか・・・』って気持ちを持たない事!!
『もっとこうしてみよう!』に変化するように!!
確実に変わってきています!
ボールに向き合う各自の考え方が。
向き合わせるコーチの考え方が。
触れば何でも良いと思っていました。回数で決まると思っていました。
でも、そうではなく『触り方・考え方』という『質・中身』なんだと知りました。それが分かってからはみんなのタッチは明らかに変化してきたと思えるし、うまくなってきています!ボールに対しての向き合い方も、これまでのこの地域にはあまりなかった考え方になってきていると思います。
バラバラでいい!
がんばらなくていい!
そういう大切な『個性を育てる』事をこれからも大事にやっていきたいと思います!