花を咲かせる人ってすごい事だと思います。指導力があり、観察力があり、対話力があり、人間力がある人・・・・。世の中にはそういう人がいます!!
自分もやるからにはそこに近づくように、目指すように努力をしなければなりません。大切な子供の人生の一部分を預かっている以上は覚悟を持ってやる必要があると認識しています。今は本当に大した武器もないコーチではありますが、まっすぐにやり続けていく事によって武器として備わっていくと思っているので不器用ながらがんばりたいと思います!
先週の岡山遠征によって多くの刺激と収穫を得たみんなの最初の練習。やはり『明らかな変化』が見えます。柔らかいタッチやそれをしようとする意識。
大きな刺激を受けたのは自分自身でした。
やっぱり素晴らしいチームには素晴らしい理由があるという事。こだわりがあるという事。否定されても、批判されてもやり続ける覚悟がある事。自分はどうなんだ?本当にがんばっているのか?そう問いかけながらまた新たな出発の気持ちで今日を迎えました。
子供達はいつもいつもがんばってくれているし、コーチの言葉を信じてやってくれているのです。そのみんなのがんばりを成果に結び付けられるかどうか?が自分にとっての大切な役割。
今まで考えた事もなかったような言葉を使って勝負出来るようになってきたね!
『抜く』か『逃げる』の選択肢しかなかったみんな。
それこそが『ドリブル』か『パス』だと思っていたみんな。
違うんだよね?分かってきたよね?ドリブルにも色々あるという事が。
もちろんドリブルがサッカーの全てではないだろうし、パスが全てでもない。
ただ、ドリブルに固執しているのではなく『ドリブルの使い方・活かし方』という話。
その意味と価値を一緒に考えている最中。今日からのメニューの中にはコーチなりの考えをたくさん詰め込みました。まだ正解の形という訳じゃないけれど、やっていきながら進化させていこうと思う。みんなに合った一番良い形を見つけるのが自分の役目。
子が子を育ててくれる事のありがたさと羨ましさ。
ついに今年40歳になる自分は大台に乗る事で様々な事を考えさせられる。子供にとっての最高の環境でサッカーをさせてあげたいし、その為の環境作りを今年もよりこだわってやっていくつもりです!
先の舞台で花を咲かせてもらえるように。
今はゆっくりと、ふっくらと膨らむ蕾を大切にしたいと思います。