ゆっくり変わろう!八千代スクール♪

今日は夕方から八千代スクールがありました!!

今日は隣町の黒田庄からものすごく早く来てくれていた準哉くんと雄麻くん兄弟。お兄ちゃんの準哉くんはしっかりとボールの空気を入れて、弟の雄麻くんはしっかりと靴ひもを結ぶ。。。ちょっとした事だけど、二人はそれが出来る子ではありませんでした。いつも丁寧で熱心な保護者の方に関わってもらう中で、少しずつ責任や自覚を持たせてもらっているようです。自分のボールは自分で管理をする。靴ひもも自分で結ぶ。当たり前のようで、『手を貸してしまう大人』は多いと思うのですが、こうして自立していく姿を見るとうれしくなります。

そのまますぐに二人で広い体育館の中で1対1の試合をひたすらやっていました(笑) さすが小学生!!メニューの一つでやらせると絶対に出来ないであろうこのメニューを15分間ひたすらやっていました(笑) その中で見せる二人のプレーは間違いなくうまくなっているし、『柔らかくなったね!』という言葉がピッタリの変化を見せてくれていました!

そこから全体が集まってきて、スクール前のゲームを楽しんでもらってからスクールはいつものようにレベル9キャッチから開始しました!!

このレベル9キャッチとリフティングを繋げていく事がスクールをやっていく上での共通課題と言えるべきものだと感じています。どうしてかと言うと、そこが繋がった子の成長はハッキリ見えるし、『レベル9キャッチ×リフティング=ドリブル』みたいな感じに成果が目に見えるようになっているからです。レベル9キャッチではなく、リフティングではなく、ドリブルでもなく・・・サッカーがうまくなる為の土台作りをやっていきたいと思います。

土台とは、『自身の体を思うように動かす事』だと思っています!

最近、子供達と対話しながら気づけた事があります。

それは『自分の言葉の変化』です。『やらせたい』『向かわせたい』『変化させたい』という『願望』がどうしても言葉の中の気持ちに混ざっていたように思います。

でも、最近の自分はどのカテゴリーと関わる時にも『必ず出来るよ!』という事を伝えるようになりました。もちろんそれは変化、成長している子供を見ているからこそ自信があるのも一つだけど、君達ならやれる!という信念を持てるようになったからです。これまでの自分の信念とは『自分自身がやれる』という事だったけど、今は子供達が出来る、と思うようになっているという変化を感じます。もちろん自身の事を手抜きするつもりはないし、これからもこだわっていくけど子供達にもきっと出来る、という気持ちを持たせたいと思うし、それが少しずつ伝わってきているのが対話しながら感じる所です。

ボールの扱い方を細かくやっています。

股関節、膝、足首を柔らかく使う。。。と言うか、使えないと出来ないというメニューをやる事で必然的に使えるようになるという事をやります。この年代に多いのは、『出来ない事をやらない』という感覚。それは少年団の関わられている人にも言えるのですが、自分が見本を見せられないからやらない、というような事が結構多いように思います。だから、子供のやっている事、出来る事、出来ない事まで偏ってしまっている傾向を感じるので、今は自分も自分が出来ない事であっても言葉として伝えながらやってもらうようにしているし、もちろん自分よりも上手に出来る小学生が増えてきています!

興味を持たせる、自信を持たせる、失敗を怖がらせない、というような事をとにかく目標にしてやっていきたいと思います。

まだまだ対人メニューをやると、『癖』だったり、『怖い』という感覚を持っている子が半分ぐらいいるので、そこを改善していきたいと思います!

失敗なんて大丈夫なんだよ!という空気が出来ればチャレンジも増えるし、良いプレーも増える。うまくなっている子というのは失敗を堂々と出来るようになっているから。

失敗を恐れてミスを減らす選択ばかりしようとすると、視野も考え方も相当狭くなります。。。それではこの年代に大切な部分が全く身に付かなくなるので、どんどんチャレンジ出来るようにさせたいと思います!

良い顔、良い表情で、ボールを触れています。出来ない事、苦手な事はやらない子がいたけど、そういう子も、ちょっとずつですが『ちょっとだけやってみようかな・・・』みたいなスイッチが入ってきました!とても大きな成果だと思っています。こうしたちょっとでも見える成果を見逃さないように、子供のチャレンジを大切にしていきたいと思います!