まだ気付かないようです。

どうして試合という場で成功しないのか?

どうして試合の後で落ち込むのか?

どうしてうまくやれないのか?

昨日はスタッフミーティングで『育成』について話し合いました。

我々は『今日うまくいかない子の助けをする』事はしません。我々の考える問題、課題とは『その感覚で先で通用するかどうか?』の基準。社会という『本番』に出て、通用するかどうか?の部分に投げかけている訳で、『現状の改善』などという視野の狭い所を見ていません。

社会の事を知らない子供達に今嫌われようが関係ありません。

伝えているのは大切な事ですから。

大人の振る舞いが子供に伝わっていくのです。だから毎日を手抜きしない姿勢を自分は現場で出しています。子供にもそう伝えています!

うまくいかない事は良いが、そもそもやろうとしない選択肢なんてなしだよ、と。

大人が出るんです。そのまま子供に、選手に。

だからやっていない選手の責任は関わる自分にも責任があると認識しています!

ただ、子供に関わっている大人は自分だけじゃありません。みんなが何かを変えないと子供の成長は難しいと思ってほしいのです。

連絡はそんなに軽いものですか?場所が決まらないと活動も困りますよね?先日、メールが届いていなかったという話も聞いて自分は『今回はしっかりと届いているのかな〜?』って思う訳です。機械のやる事だからミスも、故障もあったりするだろうし。。。

そんな自分の心配など露知らず。

自分が出来る事をやっていく事が周りを、組織を、社会を、動かしていくんだという風に思いたいのです。

誰かがやってくれる・・じゃなくて。

選手も同じ感覚になってしまうんです。『頼る、任せる』が『自分が面倒だから、嫌だから』ってね。

今分からない事であっても、必ず分かる日が来ます。これから経験を広げていくみんなだから!

知らない今はコーチの事を鬼と思っても、ムカついても、腹がたっても結構。

コーチは『育成』をしている立場だからね。

毎日を粗末に過ごす人間が、週末だけ、試合だけ、大会だけ、テストだけ、イベントだけ、良い思いをしようとする。

そんなまぐれに頼った生き方は正当じゃない。

コツコツやっていくしか方法はないのです。失うのは一瞬。積み重ねるのは気が遠くなるような時間がかかる事が『信頼』というものなのです。

頼れる心が本物になるように。楽しむ心が本物になるように。

気張っていきたいと思います。