今日は早朝からファルコは鳥取遠征へ向かい、JFC…Sさん、Acrossさん、ディヴェルティールさんと一日交流させていただきました!!
今回の遠征にはスクール生にも声を掛けていきましたが9名のスクール生が参加をしてくれて一緒に最高の空気を楽しんでもらいました♪よく来させてもらっている場所ではありますが毎回違った環境を提供してくださる事で子供達も毎回新鮮な気持ちでサッカーと向き合える事が出来て本当に羨ましいと思います。澄んだ空、綺麗な芝生に、隣には壮大な日本海。上には大きな飛行機。山は見事に雪化粧した大山。こんな素晴らしい景色と環境の中で貸切状態で一日サッカーが出来る事を『当たり前』だと思っている小学生が多かったのは大きな発見の一つ。
何の苦労もせずに、いつも最良の環境を提供してもらっているのでしょうね。ありがたみよりも更なる希望すら求めてしまうぐらいの感覚・・・。そういう感覚を持つと、大事なものなど到底見えません。一生懸命にグランドの準備をしてくれる相手チームや中学生の姿を見ても自分達が遊ぶ事しか頭にない感覚。
大人が見るべき大切な部分だと感じました。。。
集まったチームで相談して、どういった形でやりたいか?を決めてからすぐに試合が始まりました!!
中学生は何度もお世話になっている事もあって、スピードを緩める事が出来るようになってきたけど、スクール生はとにかく前へ、前へ。それが悪い事ではないけれど『後ろにも横にも行けるけどね・・』って余裕や選択肢もあって行くなら問題ないけれど、結果的には『前しか見えていない』のが現実。視野の狭さ、考えの狭さが今日の交流から少しでも広がればいいな、と思う。
急がない、焦らない。
観る余裕と感じる余裕。
それがないとうまくサッカーが出来ない事が分かればうれしいですね!
小学生の距離を縮めるスピードの速さには驚きでした!!
あっという間に初対面とも仲良くなれるし、サッカーというスポーツの良さでもあると思います。ボール一つで狙いや目的を合わせたり出来るし、考えを言い合える。そういう中で繋がりも深まっていくし、午後の時間にはかなりみんなが仲良くなっていたと思います。昼休みを挟んで、坂口さんが練習を少しやってくださったのも大きかったと思います。どうしてそれらをやるべきか?意味を伝えながらやってくださるメニューは相変わらず勉強になるものばかり。
大人が勝手に理解した事であっても子供に伝わっていなければ意味がありません。その事を改めて気付かせてもらえたし、昼食をコーチ、スタッフで一緒にさせていただいた時にも色々な話、相談をさせていただいけたので本当にありがたい気持ちでいっぱいです。自分がまだまだ未熟なコーチなので、もっと知らないといけないし、それが出来た分だけ子供が良くなっていくので勉強はずっとやらないといけないって思うし、こうして外に出ないと分からない事だらけですね!
この空間ではいつも『自由』を与えてもらっています。
それは同時に『責任』も存在する事をまだまだうちのメンバー達はしっかりと把握出来ていません。常にあるのは『誰かがやってくれるだろう・・・』という思い。そして、『その真似をすればいいんだ・・・』という甘い考え。そういうのがハッキリ見えた時間。自由というのは使い方によっては楽しくもあるけど、逆に使えば『責任感が見える』という事。
『普段の自分=習慣』がそのまま出てくるので、隠せない自分が見える。普段はコーチに与えられた事をこなしているだけだから見えない、分からない事も、今日のような時間にはそれがハッキリ出てしまうのです。自分の気持ちがあるか?他人のせいに、他人に任せているのか?が。
だから客観的に見ている時間が面白く、自分自身の普段の関わりの足りなさを痛感させられます。
ただ、それら全てをひっくるめて『ありがたい』というのが素直な気持ち。
良いものだけを見せたいのではなく、『現時点で何が出来るようになり、何が足りないか?』を理解出来る事が一番の収穫です。
気付かせてくれる環境に感謝しかありません!どうして時間があれば来るのか?来るべきなのか?はグランドに答えがあるのです。楽しくて、夢中になって、最後は足がつる・・・(笑) 力をセーブ出来ずに出し切れる事もすごい事なのです。大会や試合で、緊張や疲労感で足がつるのは分かるけど、練習でこうなる事は珍しい。それぐらい、普段は自分の意識出来ない所で自然と緩めているという事。それが今日は出し切れたというのも環境のおかげだろうし、途中話をしたけど『学ぶ気があれば環境は自ら作れ!』という事。小学生に『合わせる=手を抜く』では、自分に何も残らない。何かにチャレンジ、何かを試す、何かを目指す。それがない状態では得られるものなどありません。
優越感?勘違いしてはいけません。それはもううまくなる事を諦めた人が浸るものです。上を目指す、自分を高める人間が持つものではないのです。
今日この場で、そういった大切な事を気付かせてくださった素敵なチームの方々に感謝をしてまたがんばっていきましょう!!