今日は早朝からクラブユース大会の会場である淡路のアスパ五色へ代表、堀金コーチと一緒に帯同していきました!!
今大会は全て芝生の環境で行える・・・その素晴らしい環境を素晴らしいと思えるかどうか?の感覚を持たせるほうが先なのでは??と思う。ね?いいでしょ??といくら大人が言っても、それが当たり前の環境で大会を行わせてもらうとそんなありがたみすら気付かなくなってしまう・・・。そういう部分へ心が動かせられる、回せられる人間になってほしいですね。
その話を最初にしました。せっかく早朝から来て、最高の芝生で試合が出来るにも関わらず、幼稚に遊び、はしゃぎ、目的を見失っていたみんなに『目を配ればやれる事、思う事、やるべき事はないか?』という事を考えてもらいました。試合をすれば良い、ではなく『試合を通して何を学ぶか?』のほうが大切。その話からのスタートでした。
アップでは、しっかりと股関節周りのストレッチを中心に行いました!
今日は気温も低く、また慣れない芝生でどうしても怪我をしやすい事もあるので、念入りにそこは行いました(すでに怪我人がいる事もあるので)。
そこからボールを触ってもらい、自身の体を動かしながらイメージを上げてもらい、最後はゲームの形で相手のいる中でそれを試す、という流れでやっていきました。
試合でやりたい事のイメージは出来上がっていたでしょうか?ワクワクしていたでしょうか?
今日の対戦相手はアグア姫路さん!
年末に交流大会をさせてもらった際に試合をさせていただいた時以来です!あの時は、助っ人として参加してくれていた鳥取さんのメンバーとアグアさんのメンバーが少し揉めたりしたので相手にしたらうちはイメージ悪かったかも知れません(笑)
風がとても強い中で、やっぱり思うようにいかない事は多々起きたのですが、その『起きた事に対しての自身の変化があるかどうか?』を見たかったのです。ハーフタイムに聞きました。
『今、楽しいか???』とコーチ。
『いいえ・・・』と選手。
『そしたら楽しむ努力はしたのか?』とコーチ。
『やりました。』と選手。
『何を、どうやったの???』とコーチ。
『〇〇を〇〇しました』と説明した選手。
『でも、変わってないんでしょ???楽しむのって自分次第の事だし、それが出来なかったというのは努力したとは言わないよ。』とコーチ。
結果、楽しめない・・・は言い訳!!
これだけの環境を整えてもらった中で、試合がやれる事のどこに不満があるの?という話。楽しめない理由がないし、それが現実ならばサッカーをうまくなるという事に対して資格がないよ、と伝えました。
与えてもらう事に慣れると、こういう感覚になる。大好きなサッカーを、最高の環境でやれているありがたみを忘れているからこうなる。楽しめていない???そんな贅沢な事を平気でやっている。
思い出せ!自分一人の力でサッカーなんて出来ないって事を!それを後半は思い出しながらプレー出来る事に感謝をしなさい!!と送り出した後半。
元気も、らしさも出たけれど、結果は0−1の敗戦。
悪いとも思わない。もちろん良いとも思わない。
ただ、実際に戦った選手はどうだったのか?です!納得出来た?出来る所までやれた?出れなかった選手はどう?出来る事全てをやった?やろうとした?これからどうする?
一つの『敗戦』という結果から何を学び、何を繋げていくか?が全て。今日で終わり、なんてものは一つもない。だから、今日の反省などを長々話す事は一切しない。
今の自分に今満足出来ているのか?答えはそれしかない!
やれていない、じゃなく、やっていない、にいつ気付けるのか?
チャンスはいっぱいあるよ!途中に出た選手は良いアクセントを加え、自分を表現出来ていたよ。スタメンは自分のやりたい事をやれたのか?一回や二回って数えられる数じゃ足りないよ。
大会は色々気付かせてくれるよね!このチャンスを活かそうね!!
対戦してくださったアグア姫路さん、審判をしてくださった龍野FCさん、ルゼルさん、応援に駆けつけてくださった保護者の方、ありがとうございました(礼)