今日は加美スクールでした!!非常に暑い日が続いていますが、子供達はとても元気にがんばってくれています!
日中の暑さ、気温がなかなか下がらないまま夕方のスクールなので、体育館の中も本当にサウナのような湿度と暑さがあります。ですが、活動出来る時間と場所は本当に大事なので、子供達の体調は様子を見ながらしっかりと管理していき、無理をさせる事がないように活動はしていきたいと思います。
まずはスクール前のゲームですが、最近は一緒にやる事をしないで外から眺める事が多くなりました。個人の考え、プレーに変化も見えてきているのは日頃の積み重ねからなので、逆に言うと変化しない子は積み重ねる意識の足りない子。その差が見え始めてきているだけに、各自なりの気付きがいつあるのか?を見守りたいです。
スイッチの入り方は人それぞれ、タイミングもそれぞれなのでこちらからの発信で決まる訳ではありません。
ただし、こちらの言い方、伝え方によって速度が違ってくる事も事実。自分のその言い方や伝え方にこだわるしかありません。相手を変える、他者に期待をする、というのが一番遅く解決する方法になりますし、解決しないままのほうが多いのです。自分が変わる事しか方法はない!今はその腹を括ってやっています!
スクールは今日もレベル6キャッチからやっていきました!非常に柔らかい体の使い方をする子が増えてきているだけに成果も数値で出ています。成功回数が常に高い子、安定してきた子が多いのは『当たり前が増えている状態』なので、この基準を高めてほしいと思います。
そこからボールを扱う為の時間。
各自に与える『自由』な時間です。大枠はありますが、何をやっても良いのです。その時に『僕はこれをやりたい!』と思えるかどうか?人と同じ事をやって安心していないか?自分だけの努力は出来ているか?という部分を一番観ている所なんですが、やっぱりこの地域の子供は固まりながる傾向が強いですね・・・。
それが安心するんだろうし、それが良いと言われて育っているのかも知れません。人と違う可能性が『個性』でもあるし、人と違うから『孤立』する事もある。でも、意思なく集団に埋もれるぐらいなら、自分をしっかりと持って孤立するほうが正しい選択でもあると思う事が多い。実際に、自分だって共感者が多い訳ではないと思うけど、人がどう思うか?よりも大事なのは『自分がどうなりたいか?』なので、そこはずっとブレずに持ち続けたいと思う。そういう自分の元で育つ子も同じようになるんだ、とすればやっぱり自分の考え方が人に接する人間が一番大事にすべき所だと思うので、ここはこだわっていきたい。
何をどうすればどうなるのか?
一個先が見える、分かる、というのが良くなっていく為の方法の一つ。
プレーはもちろんだけど、行動全てにおいて言える事。これをすれば相手が喜ぶのか?嫌がるのか?という事だって同じ。やる前に考えたり気付く事で自分は成長したと言えるのではないだろうか?やってから後悔しているうちはまだまだ成長の途中。
やる前に気付く、分かる。その回数を増やしていく事が大事!ボールを介してそういった事に気付いてもらえるようにトレーニング中の声はいつも考えながら掛けている。自分で答えを出せるようにしたい!コーチの答えを出すのではなく、自分の答え。
やりたい事が出来た〜〜って喜び方が大事であり、『誉められた〜』が喜びのバロメーターになってはいけないと思う。
コーチに質問してくる子がいると、それが『頼りにされているんだ』と勘違いして喜んでる自分が昔いました(笑)
ですが、今はコーチなんか頼らずに俺のやりたい事をやるよ!という姿勢を持っている子のほうが試合では中心だったり、活躍をする選手だというのが分かったのです(笑)
もちろんコーチの評価を得たい、それはコーチを信頼している、って事もあるかも知れないけど、やっぱり人は成長していく過程の中で自分の思いや自分の理想と勝負していくものだと思う。だから『これ、どうですか?』じゃなく『これが出来るようになりました!』みたいな事を言えるようになるほうがいいかな♪
コーチをしているけど、コーチとして存在感を出さない事が大事。矛盾のようで矛盾ではない。鳥取の坂口さんに学んだ『色濃くから段々薄く』を意識しながらこれからも上手に関われる大人を目指します!