今日は朝から高円宮杯の準々決勝が三木防災で行われたので参加をしてきました！
この日に繋げられた事。ここに繋げられなかったチームの思いも背負っている事、家族の期待も背負っている事、仲間の出られない選手の期待を背負っている事。色々感じながら緊張もたくさん出来ただろうし、その経験が何よりも大切だと思います。
全体のアップ中にはスタメンとゆっくり対話をしながらどのように試合を迎えるのか？どのように終えるのか？について話をしました。急に新しい事など出来ない中で、どのように自分らしさを出してくれるか？が重要だと思っていました。
良いメンバーに囲まれたな〜・・・って改めて思います！
みんな成長したし、色々な葛藤も乗り越えてくれたし、本当にがんばってくれました。今日を迎えられたのはまぐれでも何でもないし、みんなががんばってきた成果そのもの。だからこそ、今日も楽しんでファルコらしい試合を見せてほしかったし、その事だけを伝えました。緊張感、公式感、大会感をいかに出さないようにするか？が最大のテーマでした！！
今日の相手は滝野中さん。リーグ戦、カップ戦も含めて勝利出来なかった学年だったし、だからこそ今日そのリベンジが出来れば最高だと思いました。
試合は各自の良さを積極的に出そうとする選手達の良い形が出ていました。
風下だった事で勢いを受ける時間帯はやっぱりしんどかったけど、ちょっとずつ守備陣も対応してくれていました。ボールをバウンドさせずに処理している時は良かったのですが、低いパスへの対応は各自は悪くなかったものの、連携面ではちょっと距離が遠くカバーの遅さでPKを与えて先制を許しました。そこから切り替えて前向きにがんばってくれたものの、時間の使い方、割り切りをしっかりとやってくる相手に崩し切れずに前半終了。
ハーフタイムには『将基くんが点を決める』儀式を行い、その通りに後半決めてくれました♪１−２から奏汰くんも決めて同点に！！流れも良かったのですが、イケイケになってしまった裏を狙われて再び失点し、最終的には敗戦という形になってしまいました。
最後はロッカールームでは一人一人の話をしました。
でも、絶対に悲観的な雰囲気は嫌だったので、試合直後は泣いている子にも涙を拭いて切り替えてもらい、最後は明るく、元気に、やっぱり今年のチームらしいカラーで終わろうと思いました。良い選手達が良い仲間になるまでは随分時間が必要でした・・・。個性が強い学年だっただけに、バラバラに力が動くとなかなか修正出来ない部分もありました。でも、周りのチームの方々にも助けられて彼等はどんどんまとまっていったし、各自の欲、強さも出し始めました。
最終的には一番プレッシャーが掛かる公式戦で素敵な笑顔を出せるチームになりました。本当に良いチームになったと思います。
今が人生の終わりでもないし、ここから先に何を繋げられるか？だと思う。
試合の後に『悔いを残した』のは９名でした。多くの子が残してしまった悔いをいつ喜びに変えられるか？そこまでがんばれるか？だと思う。
コーチは一生みんなの味方でサポーター。ずっと応援するし楽しみにしている。みんながどんな大人になるのか？どういう考え方を持っているのか？それが楽しみで仕方がない。この場所で出会えた事が偶然じゃない事もきっと大きくなれば分かる。人間とは、必要な時に必要な出会いがあるもの。
みんなと出会えた事で自分もサッカーの楽しさを改めて学ばせてもらった。感謝の気持ちでいっぱいです！！まだ、自分とみんなの関係性はず〜〜っと続くからこれからもよろしくね！！
たくさんの応援をしてくださったご家族の皆様、対戦相手の滝野中さん、本当にありがとうございました（礼）
