今日は夕方から加美スクールでした♪
子供達は二学期に入り、運動会に始まり、次は秋祭り、そして今度は月末の北播磨陸上記録会に参加する子が多く、高学年になると本当に体が忙しい季節です。無理のない程度にサッカーを楽しんでもらえたら、と思います!
スクール前には集まってきたメンバーでどんどんゲームを始めるのですが、今日は足がちょっと炎症を起こしていてまともに走れない状態だったので、軽く一緒にやってみました。ですが、やっているとやっぱり熱い血が騒いでセーブ出来ない馬鹿体なので、最終的にガッツリやってしまい、足は棒のようになってしまいました(笑)
でも、自分がうれしいのは、そうやって本気にさせてくれるような空気になってきた事です!
子供は本気でコーチを倒そうとしてくれています!体掴んだり、押したり、たまには蹴ったり・・・(笑) 昔の自分は怒っていたかも知れないけれど、今はそうやってまで本気で来てくれる事にうれしくなる。その気持ちがどんどん出せてくると子供達の悔しい気持ちなども強くなっていくのがよく分かります。特に3,4年生はまだまだ技術的には思うように出来ていない子が多いけれど、負けん気が強くとても粘り強いのでどんどん変化していくのが分かります!5,6年生は段々賢くなってきたし、良い雰囲気だと思います。
今日もボールと体の関係と言いますか、そこをスムーズにしていきたい狙いを持ってやりました!
リフティングの回数ではなく、ドリブルのスピードではなく、自分の体に寄り添わせる。自分の体で表現する、というようなイメージで扱っていくようにしたいのです。ボールの置く位置だったり、ボールとの距離、角度などを変えれば自然と思う通りに出来る。出来ないのは自分の体のほうが歪んでいる、曲がっている、ひねくれている(笑)という事に気付いてもらっている最中です!
ですが、本当に一人一人考える時間が増えてきていると思います!
うまくいかない事も含めて『どうしてだろう・・・・・』と立ち止まる時間が増えてきました。見直す時間が増えてきました。次々ってとにかくやっている子よりも頭が先に動くほうがやっぱり改善も修正も早いのです!!
自分で原因に気付くような事が出来ればうまくなっていくのは簡単なのです。それをず〜〜〜っと誰かに指摘されるまで気付かない状態の子が多いから『言われて落ち込む』子が多いのです。自分で気付き、自分で改善して、自分のなりたい選手を目指す事が何より大切だと思っています。
みんなそれぞれに工夫が出来るようになってきた事と、コーチの言葉に対して『具体的な行動』をするようになってきた。
コーチはよく例えを用いて抽象的に言う事がある。『カーテンのように柔らかく包んで!』とか。その子その子によってイメージって違うだろうし、それで良い。自分なりの、って考えが出てきたほうが良いし、みんな同じじゃなくて良い。みんな同じにしてほしい時はそんな抽象的では言わないしね!
個性が出てくる場。個人が個人のペースで成長する場。スクールはそういう場であるようにこれからもがんばるのでみんなも、誰かと比べずに自分の成長を楽しんでください♪