今日、戻ってまいりました。
全国大会に参加する為に千葉県まで足を運び、素晴らしい諸先輩方と一緒にサッカーをやる事が出来た事はとても良い経験となりました・・・。
たった3日間でしたが、自分がここで得た事は間違いなく今までの人生をひっくり返すような事でした。それは全国大会だったから・・・じゃなく、すごい人と出会ったから・・・でもなく。。。むしろ逆に見える『不遇の時』を過ごせたからだと思う。
うまくいかなかった事を人生の糧に・・・・
みたいな事も全て『綺麗事』であるという認識。今までにはそれがなかった。後からでも、それでも良いと思っていました。
『今』しかないのに『過去や未来に縛られている自分』、『成果を実感したい自分』にしてきた事。気が付けば同じ事を繰り返しているのはその思考だからだと思う。
結局の所は何も変わっていなかった自分が今回の遠征と、帰ってからの梶村先生との対話会で理由を衝撃的に指摘していただき分かる事となりました。
大会前だったら良かったのに・・・なんて余計な思いを残してしまった自分。
そうじゃなかったからこそ話が入ってきたんだと思う。
・・・と、そんな話ばかりしても仕方がない。
話は全国大会に戻します!!!
兵庫の代表、関西の代表として乗り込んだ今回の大会は千葉県の中でも最高レベルのスタジアムで試合をさせてもらえた事、短い時間だったけど出場出来た事は本当に幸せだった。チームへの貢献度で言えばほとんどない状態だったけど、自分の意思で挑戦を決め、自分の意思でトレーニングや練習試合に参加し、メンバーに選んでいただいたのでここまで来れた事を誇りに思いたい。結果が全てという場所で全国レベルが常連のようなチームメイトの方々には悔しい気持ちしかないかも知れませんが、一年目の自分はここからがスタートだと思っています。
二日間、天気には恵まれずに特に二日目は雨の天気でした。
ピッチは滑るし、ボールも滑る。そんな事も考えながら自分なりのプレーを出来る限りの範囲でやろうと思った。自分の武器、個人の良さ、自覚している事とチームから求められる事にやっぱり混乱している自分がいて・・・大した事も出来ないままに終わってしまった、という正直な感想。
これを行く前は『自身のメンタルの問題』だという言葉で片付けていたが、こうして経験をして帰ってくるとそういうものではない事もよく理解出来た。普段の練習、スクール、試合、大会、年間の成長度合いなど気にしなくてはいけない所が疎かになり、気にしなくて良い所を気にしてしまう、気にし過ぎている事を痛感。
全国大会を経て、サッカーをする為の何かが変わるかも?!なんて思っていた自分でしたが、そんな事よりも、どういう風にこの先生きていくか?の部分にまで影響を与えてもらえた。
大会中にも本当に感動させてもらえる場面に多々遭遇。自分の知らない所で、本当に繊細に気配りをいただいている実感を持てる場面もあったりして、それが目に見えて、形となって伝わった時に・・・・感動しまくりでした。嫌だ、嫌だと思うだけでは絶対に出会えない感情だったと思うし、これがあっただけでも十分すぎるほどに行った価値がある。
育てる?成長させる?変えてあげる???おこがましいにも程がある、って事。それを無意識に、心の奥で持っていた自分は『今』から違う考え方でまた子供にもアプローチしていけるだろう。何が良い?そんなもの誰にも分からない。
だからこそやってみる!やってみて気付く。今はそのサイクルしか方法がないけれど、やれる事をやるしかない。自分にとっての頂点が他人から見ればそう見えないように・・・逆もまたありえるように・・・人の最高地点なんて誰にも決められないんだろう。
なのに、そういう場所にこだわろうと心の中のどこかで思っていたんだな〜・・・って事を十分すぎる程に感じさせてもらえた。
行って良かった!!!これからの自分にとって必要な時間となりました。
結果は予選リーグ敗退となってしまいましたが、1勝1敗1引き分けという事でグループ2位だったので最終日の決勝トーナメントには行けませんでした。兵庫は良い選手がたくさんいる県なんだという事は実感出来たし、これからもずっと次の世代達にも受け継がれていくんだろうと思います。自分の挑戦はまた違う形になるかも知れないけれど、やっぱりサッカーは大好きなんでこれからもがんばっていきたいと思います!!
応援してくださった方々、本当にありがとうございました(礼)