今日も夜は急激に冷えましたね!!
それでもグランド状態はとても良かったし、また今日出来る事をうれしく思いながらトレーニングを積み重ねました!!
最近、自分の中の考え方と言うか、考える順序をしっかりと整理しながらやろうと思っています。気がつくと矛盾だらけの事が多い中、意識してその矛盾さをなくして、減らしていけるようにしたいと考えています。そして、自分の頭の中にあるのは『太陽と北風』という童話の事です。自分の中のテーマと言うか、関わり方のヒントになっている話です。
みんなが知っているこの話は、旅人の服を脱がす対決を北風と太陽がやる事になり、北風はとにかく冷たい、きつい風で何とか吹き飛ばそうと考えるのですが、太陽は逆の発想で柔らかい日差しを浴びさせて『自分から脱ぐ』方法をさせる訳です。
この太陽のような考え方で子供にも関わっていきたいな、というのが理想の形。もちろん、時と場合によるので全てをこれでやります、じゃないけど最終的にはみんながこうやって『自分で』ってなるようにしたいという事です。やらせるのではなく、自分がやりたい、自分でやりたいと思えるような設定作りを考えていきたいですね!
そういう意味でも『自分とまずは向き合えるか?』です。ここが一番時間を掛けないといけない所です。
ここを疎かにしてしまうと、その先はどう考えても『こちらがやらせる』しか残っていません。それでは出来る事も限られてくるし、何より『コーチの思う以上の事は100%出来ない選手』を作り上げる事になるのです。そうではなく、やっぱり子供自身が主役になる人生の為にも自分でやってもらうほうが良いし、その為には『自分で気付く』が大切。この部分に時間を掛けてやっていきます!こちらの評価ではなく、『今のどう?』『自分のやりたい形?』とか自身で評価をしてもらうようにしていきます。そこが見つめられると『どうしてやりたい事が出来ないんだろうか???』という疑問になってくるし、そこからは『じゃあ一緒に考えようか!』という流れになっていくと思います。
口出ししないほうが良い時と、アドバイスしてあげるほうが良い時、人によって、相手によって、タイミングによって、『ここだ!』という時があるはず。
サッカーでも『今しかない!』という場面はたくさんありますが、そこに気付くのが早いほどやっぱり良い選手でしょうが、気付いてもすぐに出来ないから回り道する事や、違う方法も見つけられる、というのも良い能力だと思っています。だから、色々な選手がいて、色々なポジションがあるサッカーでは『正解はこれだけ』という形は存在しません。サッカースタイルも日々進化、変化しているのもそういう事だと思います。
だからこそ、自分を信じ、仲間を信じ、スタッフを信じ、チームを信じる心が必要だろうし、そういう部分を育てていきたいと思います。
君の長所が必ずしもみんなから観る長所とは限らないし、君の短所だと思っている部分が誰かが観た時の長所に映る事だってある。
どちらも必ず起きる事だから、最後は自分が自分を信じる事だと思う。合ってる、間違っている、も周りからの評価で決められるのではなく、自分がまず決める事。誰かのせいではなく、自分のせいでもなく、ただ純粋に起きた結果を冷静に受け止めるだけ。それしかない!そこに一喜一憂しても何も変わらない。死ぬ程後悔、反省をしても、時間は戻ってはこない。だったら、何が悪いとかではなく、何が足りなかったか?を冷静に考えた上で『ここを成功させる努力をしよう!』で良いのだと思う。今起こる身の回りの現象は、今の自分の評価そのままである事。
真摯に受け止め、真摯に努力する。そういう人間になろう!今日もみんなお疲れ様でした(礼)