今日のナイター練習!!
うちには群を抜いてうまい選手はいないです。でも、全員が何かに長けているし、特徴を持っているのです。
何かがうまい、とサッカーがうまいはやっぱり違うし、みんなは何かがうまい事をサッカーがうまいと同じにしている感覚を持っていると思うのです・・・。
苦手を克服する為に努力をしなさい、とか長所を伸ばしなさいとか、練習は何の為にやるのか?は常に議論されるべきテーマかも知れません。。。
どういう目的を持って行っているか?がまず明確である必要があります。
与えられた事をこなすのは努力ではありません。目的を持たずにやる事も努力ではありません。
努力とは自分の意思を持って行う事だからです。言葉ではいつもそれを伝えているのですが、実際のプレーになるとやっぱり頭の中真っ白になったり、感情だけで行動する選手が多い。
それをより明確化させる為に今日はひたすら1対1を繰り返しました。
勝てば連続(最大3連続⇒疲労で質が下がるのは嫌なので)、負けたら即交替。
それを50分間ひたすらやりました。暑い時期に、最低限25分ハーフ(50分ゲーム)をやるからです。その中で明確に見える『自分の勝率』を終わってから全員に確認させましたがどうだったでしょう???納得いく結果でしたか?
そして、子供にもそれを伝えたけどピッチの中の技術の差ではなく、負けが多い選手は勝負をしていない時間にすでに負ける要因に満ち溢れているという事です。
どうすれば勝てる?なぜ勝てない?誰がうまい?どうしてうまい?
そういった事を考える事すらなく、ほぼ感情だけで『負けた・・・』と落ち込むだけ。
それでは何も変わらない。
勝率の高い選手は、勝負の前、後、合間の時間にも考えているし、何かをやっている。実際にピッチの中でも試そうとする姿勢も見える。チャレンジ、武器、粘り、それらが出せる状態にある。だから当然の数値になる訳です。
勝率の為にやるのではなく、伝えたいのは『納得する方法』です。
各自色々な形でようやく理解をする。
話で分かる子。観て分かる子。やってみて分かる子。尻に火がついてから分かる子。
様々だから面白い。
でも、面白さは『やろうとする意思』が見えてこそ!!
やりもしない、やろうともしない子は全然面白くないし、やっている本人ももちろん同じ。
心を使わない、燃やさない時間は君たちにとって最大の後悔の時間となり、無駄な時間となる。大人のお節介だと思えばいいし、それでも聞いてやるべきだと思う。
選手の為に心を燃やしている。○○協会だの、大人の肩書きの為にがんばるのではない。目的を見失うから偉そうになる。偉そうにして誤魔化そうとする。
自分への戒め!!忘れずにやっていく!!