今日は昼間に神戸でのノーマライゼーション大会という昨年も経験出来た貴重な体験をやる予定でしたが、生憎の天気により中止となり今年はなくなってしまいました・・・。

そこでトレーニングを行う事となりましたが、今日も志染さんの2年生と一緒にトレーニングが出来た事、こうした繋がりがあるという機会が選手にとっても大きいと思います。一週間の中で金曜日には3年生やエリート塾生、週末には違う選手達と交流出来るというのは今なかなか気付かないかも知れませんが本当に大切な経験なのです。

自チームの中でしか自分を出せないとか、その中だから通用しているものが一歩外に出ると通用しない、みたいな事が気付いてくれればいいな、と思います。

練習前の時間、始まってからの時間。

正直、今の段階ではコミュニケーション能力はダントツに1年生のほうが2年生よりも高いです。自分からいける、自分から心を開ける行動力は素晴らしいと思うし、それは2年生が『負けている』という考え方ではなく『1年生が優れている』という考え方をしていきたい。そんな良さがチーム内で影響されてお互いがより一層良くなればそれが一番理想だし、慌てずにそれぞれの学年のカラーを大切にしてほしいと思います。

今日は練習の前半は担当しましたが、後半は志染さんの大橋コーチと対話の時間。

うちというチーム、うちの考え方について話をしました。人間ですから違いがあるのは当たり前。ましてやチームというものを持っている人にはそれぞれ信念というものがあり、カラーがある。簡単に一緒にやるという言葉を出せてもチームとして、組織として一つになるのは容易ではありません。その事を分かっているからこそ対話を増やし続ける。子供ともそうですが、誰とでも分からない事、疑問に思う事などはしっかりと解決していきたいと思っています。それがゆくゆくは子供にも伝わると思うし、そういう子供に育ってほしいというのもあるので、自分が率先していきたいと思います。

後半のメニューは今中代表に観てもらって終わってから感想などを聞きました。

今のうちのスタッフは基本的に悪口、悪い部分というものを観る習慣がありません。相手の良さ、特徴、良かった部分というものを観る習慣があるから報告などの話も基本的に『○○が良かった』という話になります。この空気は100%子供に伝わるものだと思っていますし、悪い部分を言ってる空気も伝わるから子供との距離は遠く、溝が深くなってしまうという事。大橋コーチとの話からも多くに気づき、過去の自分を見ているかのようでした。子供を預かる本気の大人だからこそ出来る対話も自分にとっては貴重な時間でした。これからもどんどん意見交換を繰り返して良いものを育てていきたいと思います。

人が変わるチャンスは日常にあるし、誰にでもあります。ただし、チャンスは永遠にあるのではなく、一つ一つのチャンスには限られた時間があるという事。その時に挑戦する事で、自分の人生の豊かさはきっと変わると思う。誰にでも当てはまる事。

今、ここ!そう思ってこれからもがんばりたいと思います!!