今日のナイター練習は雨天の為、室内で行いました!
活動が出来る場所があるのは本当にありがたいし、出来る時間と機会に感謝をしましょう!季節の変わり目なので、体調を崩しやすい時期でもあります。各自が出来る予防はしっかりとやっていきましょう!!
ここ数日間で日本は大きなスポーツイベントにみんな熱狂していました。野球の日本シリーズ、ラグビーのワールドカップ、バレーの世界大会。。。どれも共通しているのは『チームスポーツ』であるという事。
強いチームって何があるのだろうか?勝てないチームには何が足りないのだろうか?
種目は違えど、その理由というものは似ていると思います。
ラグビーで予選での強豪アイルランドに勝利した時の選手のコメントに、『誰も良い試合、勝つなんて思っていなかったはず。信じていたのは自分達だけ。』という言葉にあるように、周りに左右されない事だと思う。芯があるという事でしょうか?強いチームにはそういったブレないものがあり、負けるチームには迷いや悩み、恐怖心みたいなものが必ずあるという事。
日本は『染まる文化』だからそこは本当に難しい。
合わせておく事が無難であり、問題なく、誉められる一番の形になる事が多いから。
違う事をやれば注意をされ、怒られ、さらし者にされる。
よし!!じゃあ人と違う事をとにかくやればいいんだ!!
ではない。それはワガママというものであり、団体スポーツの勝利には結びつかない。競技スポーツの技術を高める時には必要なこのワガママさも試合になれば出してはいけない。エゴと呼ばれるものがあるけれど、エゴもワガママに似ているが違う。その違いとは、『エゴはやりたい事がある』で、『ワガママはやりたい事だけ』という限定さがある。
染まる文化にある日本は、このエゴを育てるのが上手じゃないんだと思う今日この頃・・・。
どうしてもそれをやろうとするとワガママだと思われるからだ。エゴイストを育てられないからどの種目であれ、世界から欲しがられる選手がほとんど育たない。協調性、マナー、おもてなしの文化だから個を主張するのが苦手。
染まっているのが楽で、目立たないのが普通で、分かっていても言わないのが日本。
何事にも様々な道のりがあり、そこへの到達は容易ではない。その覚悟を持って進むしかないと思う。合うとか合わないじゃなく、『合わせられるかどうか?』の能力こそが、必要なんだと痛感。ただし、合わせる、というのが『染まる』ではないという事を理解出来るかどうか?!
『色のある個』を大事にしたいと思います。