今日のナイター練習!!

昨日の夜にも師匠との会話の中で頭の中がごちゃごちゃの自分。。。

何を現場でやっていくのか?自分が自信を持つには?正解じゃないといけないのか?そういう様々な感情が入り混じった中でグランドに行きました・・・。

自分は幸せ者です。

グランドに行けば、自分が素直な心を持てば、純粋な子供達が色々教えてくれるものです。今日も最初にゲームが始まり、その様子をず〜〜〜っと眺めていました。色々考えながら、伝えるべきか?ほっとくべきか?何を言えばプラスになる?プラスにさせないといけないのか?自分の基準になっていないか?冷静な評価が出来るのか?何が見える?意識して見えるもの、意識しなくても見えるもの・・・・本当に色々考えていました。

そのゲームを終えてから、通常練習がスタートしたのですがサッカー選手という事からリフティングをして、ドリブルをして、パスをしてみました。状況を判断する、考える、工夫する、やってみる、続けて出来る?などを考えてもらいながら自分も考えました。

個人の主観にならないように子供に確認を取ったり、子供の気持ちを聞いてみたい、個人、ペア、グループなど対話の仕方もちょっと変えてみると、やっぱり起きる現象も違ってきました。

使い分ける、という行為がサッカーのプレーでも大切。

状況に応じて何が必要で、何をやるべきか?が分かるってとても大切。結局、合ってるとか間違っているとかは周りが決める事だし、決められる俺には関係がないという事の理解。頭では分かっている。でも、心の根っこはそう簡単には理解をしないし納得しない。

子供が純粋にがんばる姿を観れたし、ボールを蹴って、きついメニューの中にも笑顔が溢れている選手達を観て『いいな〜』ってこれまた純粋に思えた。

自分にとって『育てる』は永遠のテーマであり、ずっと答えが出ないままかも知れない。

これまでの20年間ずっとコーチをさせてもらった中でも『あ、分かった』なんて思った事も何度もありましたが、結局またふりだしに戻る繰り返し・・・分かるなんて事はありえないのかも知れません。ネットで情報が溢れているからこそ、『これが正しい』がたくさん出てくる。それら全部はそれぞれに違っているのに、みんな正しいと思っている。

答えが一つならばそんな現実ありえないだろうし、正解が一つじゃない事が事実なんだとも思う。この地域、このメンバー、この学年、この性格、このチーム、この子、だからこそ出てくる課題と成果があるんだと思うし、それを知らない他の人に評価されるものではないという事もそろそろ本気で気付いてきた頃・・・。

何をしてあげられる訳じゃない。指導者として優れている訳でもない。だったら、今の自分がこのメンバー、このチームにとって出来る唯一は『成長・可能性を信じてあげる事』だと思う。未来、先を観て関われる大人であるように・・・・自分へ言い聞かせてやっていきます!!