今日のナイター練習!!

昼間の暖かさとは違い、一気に冷え込んでくる夕方以降の時間・・・。体調不良が一人いて欠席していたように、周りでもかなり体調不良者が増えました。気をつけていてもなかなかどうしようもない部分はありますが、自分で出来る管理(うがい・手洗い・汗をかいたらすぐに着替える)はしていくようにしましょう!!

やっても風邪になる時はなる!!それでもやらないよりはマシだし、後悔がなくなる。全てにおいて出来る事をやる習慣にしていきたいですね!

今日も最初はゲームからスタートしていました!

みんな良い顔をしてサッカーをしてくれています。その間、今中代表と週末の試合の反省点とか課題点を話し合いました。スタッフとしてどういう部分を促していくか?を共通意識を持って子供に接する事は大切な事だし、ここがズレるとやっぱり子供の中に戸惑いが生まれてしまう。そうならないようにファルコのスタッフはとてもお互いを尊重出来る仲なので、大切にしていきたい所です。

ゲームではみんなの中の様子がやはりちょっと違ってきているのが分かります。2年生の意識、1年生の意識、それぞれが立場によって変化してきているのが分かります。

自分はそんなみんなに何をしてあげられるのだろうか???

が毎日のテーマ。がんばればどうにかなる・・・ではないと思う。がんばらないほうが良い事もあるだろうし、余裕がいる時もある。でも、がんばるべき時も必要だし、そこの『理解と納得のさせ方』が大事だと思える。

大人の一方的な感覚で伝えた事が全く伝わっていない事が多々ある中で、火曜日は『幼稚園児⇒小学生⇒中学生』と幅広く関われる貴重な日でもあるので、本当に共通する事や成長させていくべき事などがよく見える。共通する部分は『子供自身に納得させないと子供の行動に意味と価値は出ないという事』です。

いくら幼稚園児でも『こんなん言っても分からないだろうな〜・・・』ではなく、『どう言えばつたわるかな?』を考えないといけない。

今日、幼稚園児に折りたたみ式のゴールを片付けてもらったのですが、いきなりではたたみ方が分かりません。でも『やってみたい!』と言うので、1回だけ手本を見せて出来るまでやってもらうと時間は掛かりましたが成功しました。そして、一度成功すると、次の成功もあっという間でした!!こういう事は全てにおいてよくある事です!

大人が言って聞かせて、やって見せて、手出しをして、って繰り返すと一見出来ているように見えるけど、一人になると全く出来ない・・・・って事ありませんか?逆に、自分で得た経験はなかなか忘れないものです。ただ、その自身で得るまでに時間が掛かるからどうしても手を貸してしまう事で、子供は『出来ない子』になる訳です。良かれと思って言い過ぎる、助け過ぎる、手出しをし過ぎる事が逆効果になる事を大人は考えなければなりません。

自分の今のファルコのやり方は、周りから見れば『ダラダラ・締まりがない・緩い』と思われがちですが、一番時間の掛かる方法ながらも確実に気付くようにしています。経験させて、気付かせて、考えさせて、またやらせる。このサイクルをさせるのは当然多くの時間を費やします。でも、一番は『子供自身の成長であり、子供自身が気付く事』ですから、どれだけ時間を掛けてもやるべき事だと気付いたのです。

感情に任せてあれこれ子供に一方的に言う指導もやってきた自分・・・。そんな自分だからこそ気付いた今の大切なやり方。何を大切にするか?なんですよね、結局は。

子供の可能性、自立する力というものは大人が距離を持つ程に伸びていくものなのです。寄れば寄る程にその可能性を潰して自分の思い通りにしてしまうだけなのです。そこに気付いてからは変化が早くなったし、子供も生き生きとやる事が多く、チャレンジも多くなりました!!目の前の子供が変わったのですから、自分がどう思われようが関係ありません。馬鹿なコーチ、頼りないコーチ、そう言われたり思われても、子供が良くなれば関係ないでしょう♪そう割り切れるようになりました!!

自分の立場を気にしていませんか?
自分が子供を変えたいなんて厚かましく思っていませんか?

現場でストレスのある大人の多くの方はそこが一番の問題のはずです。子供をもっと信じよう!!火曜日はそれに気付ける大切な日。今日も一日関わってくれた選手、子供達、ありがとうございました(礼)