今日は朝から北播磨のU-13大会がありました!!
この時期は一年で一番インフルエンザの流行しやすい時期・・・という事もあり、最初から11人ちょうどでエントリーしたうちにはリスクがたくさんあるのは分かっていましたが・・・それでも子供達が揃うならば是非とも経験させてあげたい気持ちで参加をしました。
ですが今週の練習から体調不良の子が一人、二人・・・と出始めていたので当然この日も覚悟はしていました。そして今日は一人が来れなかったのですが・・・それでも、来たい気持ちがしっかりと伝わったので、その事も選手達に伝え【来れない悔しさは本人が一番感じているから、その分もがんばってあげような!】という話をして10人で初戦を迎えました。
みんなそんな人数の事を言い訳にする事なく、どんどんと前向きにがんばってくれていました!!
相手はしっかりと人数の揃っている小野南中さん!全然物怖じする事なく、序盤からどんどんと前から出来ていた事。一人一人がお互いの事も感じながらやれていた事で安心して見守る事が出来ました。この日の、この時間に試合を迎えるまでが自分の役目であり、そこから先は子供の時間、選手の時間としてやっぱり楽しんでもらいたいのが一番。
大会という会場に来ると、どうしても大人が主役になっているチームが多いし、大声を張り上げてる方が多いのでやっぱり中で子供が萎縮している姿もたくさん見ました。自分達でやるという事の意味と意義を感じながらやれないと子供にとって有意義な大会とは言えないと思う。順位を決定し、それに満足している大人の為の大会にしてはいけないと思うのです。
前半も、後半も、息切れする事なく前向きにやり続けたみんなの真摯な姿に感心したし気持ちが良かった!!
快勝した事で、一日2試合という厳しい日程な上に、試合の合間の時間も1試合分しかない・・・。相手は3試合も休める。。。平等と呼ぶには程遠い形でした。さらに追い打ちを掛けるように1試合目の全力プレーによって負傷が悪化した選手が出れなくなり、2試合目は9人でのゲームとなってしまいました。
試合前に【棄権】を視野に入れていました。無理したり、苦痛の中でやらせる意味を考えた時に難しいと思っていたので、その事も選手に伝え、選手の気持ちを聞くようにしました。
『こういう状態だけどどうする?棄権も出来るし、みんなが一番納得いく形にしたいと思う』という提案をすると即答で『9人でやらせてください!!』と言ったので、みんなの気持ちを優先し、2試合目を9人でさせていただきました。
本来はきちんと揃っている相手に対してもあまり気持ちの良い事ではないし、申し訳ないのですが、それでも選手達がやりたい気持ち、9人でも勝ちたいと本気で思っていた以上はそこをさせてあげるのが大事だと思いました。
実際、試合が始まればその人数の少なさを感じさせる事もなかったし、みんなが本当にがんばっていたから観ているこちらも楽しかったです!中で懸命に戦う姿は素敵だったし、今までどんな場面でも手抜きをしないでやれている事、楽しむ事も本気でやる事が今に繋がっていると思います。ハーフタイムも疲労感はあっただろうけど、誰一人弱音を吐かないし、後半の円陣も前半以上に元気で、みんなの熱い気持ちが伝わってきました!!
後半に、コーナーキックからの一発を浴びて残念ながら0−1の敗戦となりましたが、みんなの戦いに悔いはなかったです。
終わってから一緒に1年生とも話をしながらダウンをしていたのですが、みんなと一緒にこのファルコでやれている幸せをコーチ自身感じている事を実感しました。こんな素敵なメンバーとやれる事は誇りだし、層は薄いチームだけど本当にサッカーが大好きなチーム、メンバーだから一緒に居られる時間が楽しいです♪チームによっては選手とコーチの距離感が遠く、大人の威厳で子供との距離を差別化している人も多いけど、やっぱり自分はこのスタイルが似合っているし、子供達をこれからも信頼していく!!みんなの良い表情での試合。試合後の達成感、そういったもの全てが前向きだった事がコーチの一番の喜びです!!
楽しい時間、試合を見せてくれて本当にありがとう!!君達が自分のチームにいてくれる幸せをさらに感じる事が出来ました。試合には出れない2年生もしっかりとバックアップをしてくれたし、一つの塊がより結束出来たと思います。
対戦してくださった小野南中さん、滝野中さんありがとうございました(礼)
たくさんの声援を送ってくださった保護者の方々もありがとうございました(礼) 皆さんの存在に感謝しながらまたがんばっていきたいと思います!!