今日のナイター練習!!

週末の試合でインフルエンザにて残念ながら参加出来なかった大輝くん、足の負傷により2試合目に参加出来なかった朔弥くん、共に火曜日も不参加だったので今日から復帰となりました♪大会の結果は二人にとっては不本意かも知れませんが、こうした悔しい経験がまたきっと彼等を強くすると思うし、その為にも大会を経験してがんばったみんなはまた一歩先の課題に進んでいきたいと思っています。

そんな思いもあって火曜日に【ポジショニング】の話をしました。そして、今日は不参加だった二人を加えてさらにそのポジショニングの意味をもたらす為の話を細かくしました。

正直、【うるさいな〜・・・鬱陶しいな〜・・・】って思っている子が数名(バレていますよ)

そういう取り組む姿勢が自身のミスに繋がっている事を心の底でまだ理解していない。一喜一憂の世界観だから、うまくいくと派手にはしゃぎ、失敗するとどん底のように落ち込む・・・。そういう子がどうしてそうなるのか???の【そもそも】の話。

物事の一つ一つを考えて対処していないから、【起きた物事に反応】する繰り返し。つまり、一喜一憂になるのは当たり前。イチかバチか、みたいな考え方だからそうなってしまう。でも、サッカーというスポーツに置いて良い選手とは、【物事がどう起きるか?の予測の数の多さ】になってくる。一瞬で変化していくスポーツの中で、瞬間的な予測する力が多い子はボールに絡めて、流れに絡めてチャンスを演出したり、ピンチを防ぐ事が出来るのです。

だから、この育成年代という時期にやるべき事はあれこれ考えてずっと試行錯誤しているけど、

【自分なりの考えを持って行動させる事】は大きなテーマ。

言われた事、誰かの真似、誰かの後、という習慣が蔓延しているし、学校でもそうなっているのが実情だと思う。自らの頭で考えて、行動している回数が極端に少ない世の中。分からない事があればインターネットで検索が出来るし、間違いもない。間違える前に気付くから、覚えたようで覚えられない。自分で失敗をする経験が本当に少ない。。。

今日もメニューの中で考える事を要求し、確認を入れたけど、やっぱり考えるよりも感情優先になってしまっている子が多い・・・。

トレーニングとは身体も頭も賢くしていく為の時間だと思うから、技術をいくら磨いても中身が伴わないとやっぱり武器として発揮出来ないという話。ここで苦しんでいる選手もたくさんいるだろう。。。

だから1回の練習、その中の一つのメニューを自分なりにどうするか?何を工夫するか?など考えて取り組む習慣こそが大切になる。

今日みんなに考えてもらったのはポジショニングに加え、【イメージ・残像】というもの。

見えたもの、見えている情報に頼ると確実性は増しても相手にとっては怖くなくなる。イメージは不確かなものだけど、だからこそ相手の予測出来ないものとなる。うまさは大切だけど、怖さも良い選手には必要。

そんな話をして今日の取り組みをしてもらったのですがどれぐらい頭を使えたかな?まだまだ止まっている、真っ白になっている時間のほうがもしかしたら多い子もいるだろう・・。でも、今はそこに気付き、1分1秒減らしていけるようにがんばるしかないね!意識の積み重ね!!ジックリやっていこう!!!