今日はナイター練習!!
一週間の始まりです♪各中学校で再開のタイミングが違うし、テスト期間なども変更してくるので、全員が集まってやれる時間は以外と限られてくると覚悟しています。だからこそ、グランドに来ている一人一人に意味がある時間にしてもらいたいし、その為の設定を作れるように心掛けたいと思う。
今はスクールが出来ない状況なので、ファルコの前に時間があって今中代表と色々話をしてからトレーニングが出来るのでとても良いと思っています。トレーニング内容はもちろんですが、何を意識しているか?何をさせたいか?狙いは?などの話も含め、【こういう未来になってほしいから!】という話をしながら出来るので本当に良いと思います。
そんなイメージの話を先にたくさんするのですが、実際の現場では思いもよらない事が多々起きるので、終わってからは自分の反省ばかりを話す事が多いです(笑)
今日は実はトレーニング前に【今日はこの子に話をしようと思っています】という子を挙げていました。
最近は一番意識しているのは悲観的な内容の話をしない事です【ここがダメ、ここをもっと良くしないと、改善しないと、みたいな内容】。その内容では子供達はコーチに呼ばれる度に構えてしまうし、硬い空気になってしまうから本音を聞きたい時にも子供が言えなくなる。そうではなく、日頃から本当に何でも言える関係性を、信頼関係を築けば『何でも言ってごらん?』って言わなくても言ってくれるものです(むしろ、そうやって言う人ほど、実際は相手には言われない、言いにくいものなんです)。
だから悲観的ではなくても、今後に向けての前向きに話をしていこう!と決めていた子が一人いたのですが。。。。
嫌〜な大人の空気が出ていたんでしょうね・・・。
トレーニング開始からの少しの時間の時に『ハッ』とさせられました。
声掛けをする自分の近くに子供がいません(泣)
きっと子供達にとっては【寄りにくい空気】だったのでしょう・・・。自分は子供を信頼しているからこそ、子供から出てくる空気、自然な行動を大切にしています。人間は前向きな話は自身が前向きな気持ちを持っている時でないと入らないものです。だから、今日最初に話をしようと決めていた子にも、この離れてしまっている空気感を感じて今日話すのはやめようと決めたのです。
自分は子供との信頼関係を持って前に進みたいと思っています。これは【嫌われる・好かれる】の話ではなく、【この人には話せる】とまず思ってもらえる関係を作らないとそれより先にはいかないという意味です。だから子供の機嫌を取るのではなく、子供にとって一番入りやすいタイミングでしか声掛けをしなくてはいけない責任でもあるのです。
一斉に、まとめて、話す言葉が入るでしょうか???
振り返った時の学校の校長先生の大切な【はず】の話が今でも残っている事は一つもありません。正直、興味がなかったと思うし、全員に、一斉にされる大切な話というものは入らないものなんです。それよりも、自らが疑問を持って、自分から質問した事や発見した事は一生残る事だってあるのです(自分にもあります)。
だから、ファルコのみんなにはそうやって【自らが学ぶ体験】をしてほしいのです。与えられるのではなく、自らが存在する時間。ここにこだわっていきます!!
主役は君達なのです!!!自分で、自分の色を出していきましょう!!